※この作品には人間は出てきません。
※オリジナル設定込みです。
くっつくよ!!!
まりさとありすは仲良くくっついていた。
この2匹はいつでもくっついていて、それは2匹にとって当然の事だった。
「ゆっくりしていってね!」
「「ゆっくりしていってね!!!」」
やってきたれいむに挨拶をする2匹。
そしてまりさがれいむの頬をすーりすり。
「くっつくよ!」
「ゆゆ!ほんとだ!れいむ、まりさとくっついてる!」
くっついた事が嬉しく、ぴょんぴょんと喜んでいる。
「もっといっぱいくっつこうね!」
「うん!ともだちのみょんやぱちゅりーともくっつくよ!」
こうして、3匹は色んな
ゆっくりを見つけてくっつくことにした。
「くっつくよ!」
「くっつけごーっこ!」
れいむはみょんとすーりすり。
「おしべとめしべー!」
「むきゅ、くっつくわよ」
みょんはぱちゅりーとすーりすり。
「くっつくわ」
「くっつくんだねー、わかるよー」
ぱちゅりーはちぇんとすーりすり。
「ちぇえええええん!」
「らんしゃまぁぁぁ!」
ちぇんはらんとすーりすり。
「くっつくんだぞ」
「ゆゆ!くっつくね!」
らんは別のれいむとすーりすり。
「やめでぇぇぇぇ・・・あれ?」
「んほぉぉぉ・・・あら?」
別のれいむはレイパーありすと結果からしたらすーりすり。
「うー、あまあまだどぉ~・・・うぁ?」
「と、とかいはなありすよりあっちのを・・・どぼじでぐっづぐのぉぉぉ」
レイパーありすは襲われる形でれみりゃとすーりすり。
「ゆっくりしね!・・・ねーさまとくっついた?」
「ふらんとくっついたんだどぉ~」
れみりゃはふらんとすーりすり。
「ゆ・・・ゆっくり!」
「じゃおーん」
ふらんはめーりんとすーりすり。
「じゃおーん」
「ぐずなめーりんはとっととしぬんだz・・・なんでめーりんとくっつくんだぜ!?」
めーりんは攻撃してきたゲスまりさと攻撃される形ですーりすり。
どんどんと数を増やしくっつくゆっくりたち。
そんなこんなで日が暮れてくる。
「もうくらくなるよ!」
「おなかすいたよ!」
「もうやだ!おうちかえる!」
口々に言い出す後からくっついたゆっくり達。
「れいむなられいむが、まりさならまりさが、4ひきくっついたらとれるよ!」
「ゆゆ!それをさきにはやくいってね!」
丁度運良く、まだくっついていない3匹のれいむを見つけたれいむ。
「そこのれいむたち、れいむのところにきてね!」
「ゆゆ?れいむどうしたの?」
必死に3匹とくっつくれいむ。
そして・・・
ぴゅぁーん!
「ゆ!?」
何かがはじけるような、そんな小気味いい音を立てて。
4匹のれいむは消えた。
そしてれいむとくっついていたみょんとまりさがくっつく。
「ぶじにはなれたね!」
「せーかんりんぐー!?」
2匹を除く、くっついたゆっくりは騒然とした。
どれだけ頑張っても離れない。
離れるには4匹同じゆっくりがくっつかないといけない。
同じゆっくりが4匹くっついたら消えてしまう。
「いやだぁぉぁぁぁぁ!!!」
「はなれないよぉぉぉぉ!!!」
「きえたくないぃぃぃぃぃ!!!」
「おうぢがえりだいぃぃぃぃ!!!」
くっついたゆっくり達は苦悩し続ける。
くっついたままいるのか消えるかしか選べないのだから。
今後もどんどんとこのゆっくりたちの塊は大きくなっていくだろう。
そんな状況を、最初からくっついていた2匹だけが楽しんでいた。
「みんなくっついてるね!」
「そうだね!くっついてるね!」
「おまえだぢのぜいだぁぁぁ!!!!」
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あとがき
ゆっくりをくっつけてみました。
某オワニモの呪文の如く4匹揃ったら消えるようにしてみたり。
今まで書いたもの
博麗神社にて。
炎のゆっくり
ゆっくりを育てたら。
ありす育ての名まりさ
長生きドスの群
メガゆっくり
ゆっくり畑
益ゆっくりと害ゆっくり
ゲスの行き着く先
つかれたまりさ
噂・ゲスの宿命
ゆっくりすること
最終更新:2008年12月07日 15:01