ゆっくりいじめ小ネタ394 みょん

 ・現代設定らしいですよ




  お外では口にしてはいけないことちーんぽ!


           by ”ゆ虐の友”従業員



 学校が春休みに入り、レポートも少ないお姉さんはみょんと散歩に出かけた。
 みょんは久しぶりにお姉さんと一緒でご機嫌。普段よりもいっそう大きく跳ねている。
「みょーん、みょーん」
「こうしてお散歩するのも久しぶりね」
「ちーんぽ!」
「……こら、それはやめなさいって言ってるでしょう?」
「そうだったみょん!わかったちーん……わかったみょん」
「よろしい」
 店売りのゆっくりようむ――通称みょん――であれば、<淫語設定アリ/ナシ>という18禁ゲーばりのオプションで
 その性格を大別できる。しかしこのみょんは学校の裏手で拾った野良ゆっくりだった。
 お姉さんは一生懸命に言葉づかいを矯正しようとしているが、まだまだうまくいっていないのが現状だ。

 冬の寒さが和らぎ始め、春の息吹がそこかしこに芽生える街を行く。
「おねーさん」
「なあに?」
「おねーさんはどうしておそとではちーんぽ!いわないみょん?」
 道を歩く人々が一瞬硬直した。
「ア、アハハ、何言ってるの?(おいやめろ馬鹿、私の社会的地位は早くも終了ですね)」
「だってきのうおうちでひとりのときはたくさんいってたみょん!みょんはちゃんときいてたみょん!」
 すっかり聞き耳モードの通行人、それを気にして逃げることも出来ないお姉さんを意にも介さず、
 みょんはひとりでにテンションアップする。
「おねーさんがちーんぽのよさをわかってくれてうれしいみょん!ちーんぽ!ちーんぽ!
 おねーさんもきのうみたいにちーんぽいってみょん!」
 ぷちん、とお姉さんの中で何かが切れた。
「もう!言わないってば!みょんの馬鹿!
 第一私がちーんぽ言ってたって、そりゃ昨日は久々にゆ虐のSS書いてたってだけでしょうが!
 ゆ虐の……














 ……あ゛」

 説明しよう!お姉さんは文章を推敲する際、口に出して読む癖があるのだ!
 と、それはともかく……
「なにあれ……ネタ?(ひそひそ)」
「人前でゆ虐とか……」
「いい若いもんが……(じろじろ)」
「通報……(ざわざわ)」
 お姉さんのうっかりカミングアウトにより、春めいていた周囲の気温が氷点下にまで落ち込んだ。
「う……う……」
「おねーさん?こんなひとまえでかたくきつりつしてどうしたみょん?」
「うわああああああああ!!!!!」


 * * * *


「おねーさんおつゆがあふれてきてるみょん?」
「……うるさい」
「おねーさんとってもいいにおいだみょん……においだけでごはんさんばいいけそうみょん」
「ふーん」
「おねーさーん……みょんもうがまんできないちーんぽ!!」
「やめなさいよ、だめ」
 みょんはお姉さんへと擦り寄る。
「おねーさんはしゅうちぷれいすきだっていってたのに、どうしておこるみょん?」
「ええいうるさい!!
 下手糞なSSうpって後で悶えるのと、往来でゆ虐カミングアウトするのとじゃ恥のレベルが違うわ!!
 今日は!絶対!ご飯抜きだからね!
 ああ、本当どうしよう……万一知り合いに聞かれてたら死ぬしかない……」
 お姉さんは、自分の分だけのご飯をみょんから死守しつつ苦悶する。
「みょんのこうぶつをひとりだけでたべるなんておねーさんはきちくちーんぽ!!
 おなかすいたみょぉぉぉぉぉぉぉぉん!!!」




 END

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最終更新:2009年03月05日 01:08
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