またしている…主人は産まれたポケモンを見てはため息をつく…そしてしばらくいなくなる
だが稀にそれを手持ちに入れて育てる。全然違いがわからない
今まではあんな事しなかった…素直なポケモンが来てもニコニコしてた
でも、殿堂入りして少し経った頃、主人は人が変わったように卵を返してはため息をつくようになってしまった
今日もまたやってる…腕にポッチャマを抱えている。ずっと見てきたけどもう耐えられない…
気づいた時には…私は主人の腕に爪をかけ突き飛ばしていた
主人は草むらに倒れ驚いた顔で私を見て血が出ている腕を抑えていた
主人の後ろにはさっきのポッチャマがいる。
私が歩み寄るとポッチャマが前に立ちはだかった
勇敢な性格だから私に立ち向かってるのか?主人はその姿を見ると笑い始めた。
「まさかポッチャマに助けられるなんて思わなかったよ」
主人はポッチャマを抱きかかえると私に言ってきた
「予想は何となくついてる…止めてくれてありがとう…エンペルト」
それ以来から主人は卵を持って走る事も無くなり日々、バトルに明け暮れている
ポッチャマは新しい仲間になった。進化する気は無いようだ。
後で知った事なんだが主人は捨ててたんじゃなくて牧場って所にポッチャマ達を送っていたようだ

(終)


作 2代目スレ>>635

タグ:

+ タグ編集
  • タグ:
最終更新:2008年10月02日 21:59