ご主人様に捨てられた。ぼくは
いらない子なんだって。
大好きなご主人様に、いらないって言われた。
ぼくはご主人様とずっと一緒にいたいんだけど、ご主人様にとってぼくは不要で、
だからぼくはご主人様に捨てられちゃったの。
ご主人様曰く、ぼくはいらない子として生まれたんだって。
生まれた時からいらない子で、それはもう変えられないことなんだって。
進化すれば空も飛べるのに、それくらいじゃ、いらない子に変わりはないんだって。
ぼくがどんなに努力しても、いらない子に変わりはないんだって。
結局ぼくはいらない子のままで、そしてご主人様に捨てられちゃった。
でもぼくはご主人様と一緒にいたい。
ひとりで過ごすのは怖いし、すごく寂しい。
ご主人様と一緒が良い。
ご主人様はぼくにとって、すごく必要なものなの。
だからご主人様にとっても必要なものになって、ずっと一緒に
いたいの。
どうしたらぼくはご主人様に必要なものになれるのかな。
生まれついてのいらない子に、どんなことが出来るかな。
そうだ、ぼくはご主人様が知らないことをいっぱい知ってる。
ご主人様が何も分からなくて困るなら、その時ぼくが教えてあげられる。
そうすればぼくはいらない子じゃなくなって、ご主人様とずっと一緒にいられる。
じゃあ早くご主人様を連れてかなくちゃ。
ご主人様を連れてって、ぼくはいらない子じゃないんだって教えなきゃ。
ぼくはあの世には詳しいから、ご主人様に道案内とか出来ちゃうよ。
だから早く連れてって、ご主人様に認めてもらうの。
ずっと一緒にいてほしいの。
(・×・)<ぷわわー!
作 2代目スレ>>50-51
最終更新:2007年10月24日 19:26