登場人物
村瀬 直樹(ナオ)
(人物像)
弱気で臆病かつ真面目な少年。
吹奏楽部に所属し、ホルンを担当する。
家でも学校でも優等生で教師からも信頼されているが、両親からは逆に心配されている。自分自身に強い不満を抱いているが周囲からはサバサバしているとみられており、学校ではわりと人気がある。
真面目に塾通いをしているが、ゲームセンターや古本屋でサボる姿も確認できる。
誠実で優しいのだが、八方美人で建前論が鼻につく為、サンゴから手厳しく責められることが多い。内向的で口数は少なく、自分から口を開くことはほとんどない。
隣のクラスの美少女クルミに勇気を出して告白し、一緒にメロスの散歩をするようになったが、その直後に人面ガラスの呪いを受けてしまう。以来、内心呪いに怯えていた。
幼馴染みのサンゴにはまったく頭が上がらず、彼女の複雑な気持ちにも気づいていない。また、クルミに対しても学校では冷やかされるのを恐れて余所余所しい。
おトイレ軍団からは「宇宙人」「オタク女」と三角関係にあると中傷されている。
(プレイキャラとしての特性)
情報収集と解決をバランス良くこなす。霊感は少しだけあるが、異常を知覚する程度に留まる。だが、結局どっちつかずである為、他の二人に比べ終盤まで出番が少ない。
弱気で臆病かつ真面目な少年。
吹奏楽部に所属し、ホルンを担当する。
家でも学校でも優等生で教師からも信頼されているが、両親からは逆に心配されている。自分自身に強い不満を抱いているが周囲からはサバサバしているとみられており、学校ではわりと人気がある。
真面目に塾通いをしているが、ゲームセンターや古本屋でサボる姿も確認できる。
誠実で優しいのだが、八方美人で建前論が鼻につく為、サンゴから手厳しく責められることが多い。内向的で口数は少なく、自分から口を開くことはほとんどない。
隣のクラスの美少女クルミに勇気を出して告白し、一緒にメロスの散歩をするようになったが、その直後に人面ガラスの呪いを受けてしまう。以来、内心呪いに怯えていた。
幼馴染みのサンゴにはまったく頭が上がらず、彼女の複雑な気持ちにも気づいていない。また、クルミに対しても学校では冷やかされるのを恐れて余所余所しい。
おトイレ軍団からは「宇宙人」「オタク女」と三角関係にあると中傷されている。
(プレイキャラとしての特性)
情報収集と解決をバランス良くこなす。霊感は少しだけあるが、異常を知覚する程度に留まる。だが、結局どっちつかずである為、他の二人に比べ終盤まで出番が少ない。
椎名 久留美(クルミ)
(人物像)
性格は無邪気そのもの。悪意はなく純粋無垢だが、それゆえに思春期特有の葛藤や悩みを抱えた周囲との軋轢が生じている。精神年齢は小学校低学年レベルで学習障害児のような描写がある。
人一倍霊感が強く幽霊や動物と会話することが出来る。姫杜のカスカに気に入られており、「ボウシのお姉ちゃん」と慕われる。その一方で人間相手の常識的な会話がほとんど成立せず、奇異な言動行動から「宇宙人」と渾名され蔑まれている。だが、本人は気にする素振りは見せない。またナオから告白され親しくなったが、男女交際をしているという自覚はまったくない。
両親はクルミの養育に悩んでおり、三者面談を機会にしてある決断を下す。
(プレイキャラとしての特性)
オカルト調査解決担当。霊能力が強く、あらゆるものを知覚し対話する能力を持つが、言語能力に乏しいせいでうまく説明できない。霊絡みの噂解決には欠かせず、霊障を大幅に下げるカスカに会えるのは彼女だけ。
性格は無邪気そのもの。悪意はなく純粋無垢だが、それゆえに思春期特有の葛藤や悩みを抱えた周囲との軋轢が生じている。精神年齢は小学校低学年レベルで学習障害児のような描写がある。
人一倍霊感が強く幽霊や動物と会話することが出来る。姫杜のカスカに気に入られており、「ボウシのお姉ちゃん」と慕われる。その一方で人間相手の常識的な会話がほとんど成立せず、奇異な言動行動から「宇宙人」と渾名され蔑まれている。だが、本人は気にする素振りは見せない。またナオから告白され親しくなったが、男女交際をしているという自覚はまったくない。
両親はクルミの養育に悩んでおり、三者面談を機会にしてある決断を下す。
(プレイキャラとしての特性)
オカルト調査解決担当。霊能力が強く、あらゆるものを知覚し対話する能力を持つが、言語能力に乏しいせいでうまく説明できない。霊絡みの噂解決には欠かせず、霊障を大幅に下げるカスカに会えるのは彼女だけ。
平内 繭(サンゴ)
(人物像)
文学系眼鏡っ子。気の強い現実主義者。
性格は勝ち気を通り越して独善的で極めつけに口が悪い。極度の負けず嫌いで、知ったかぶりをしてしまうことも。姉御肌の性格から、頼りにされる一方でおトイレ軍団からは毛嫌いされ、「オタク女」と誹られている。大人社会に対して露骨な反感を抱いており偽悪的。真面目、正直、誠実を美徳とは考えておらず、馴れ合いを嫌悪している。
思春期の少女の多くがそうであるように、成人男性を汚らわしいものとして嫌悪し、これに媚を売る成人女性を更に汚らわしいものとして憎悪する。
家族としっくりいっておらず、両親のつけた繭(マユ)という弱々しい女の子の名前を毛嫌いしてサンゴを自称している。同人誌に小説を書いており、徹夜することが多いせいで学校では寝ていることが多い。
同人誌仲間のトモキに想いを寄せているが、実は幼馴染みのナオにひとかたならぬ感情を抱いている。ナオがクルミとつきあい始めたことに複雑な想いを抱きつつ、一緒に行動していた。友情と愛情の狭間に揺れ動くあまり、次第に自分を追い詰め、苛立ちを隠せなくなっていく。
(プレイキャラとしての特性)
霊感ゼロかつ低モラル。達者な口を利用して嘘で欺きつつ巧みに情報収集を行う。反面、不謹慎かつ怖い物知らず故に思わぬ落とし穴に堕ちることも多い。
文学系眼鏡っ子。気の強い現実主義者。
性格は勝ち気を通り越して独善的で極めつけに口が悪い。極度の負けず嫌いで、知ったかぶりをしてしまうことも。姉御肌の性格から、頼りにされる一方でおトイレ軍団からは毛嫌いされ、「オタク女」と誹られている。大人社会に対して露骨な反感を抱いており偽悪的。真面目、正直、誠実を美徳とは考えておらず、馴れ合いを嫌悪している。
思春期の少女の多くがそうであるように、成人男性を汚らわしいものとして嫌悪し、これに媚を売る成人女性を更に汚らわしいものとして憎悪する。
家族としっくりいっておらず、両親のつけた繭(マユ)という弱々しい女の子の名前を毛嫌いしてサンゴを自称している。同人誌に小説を書いており、徹夜することが多いせいで学校では寝ていることが多い。
同人誌仲間のトモキに想いを寄せているが、実は幼馴染みのナオにひとかたならぬ感情を抱いている。ナオがクルミとつきあい始めたことに複雑な想いを抱きつつ、一緒に行動していた。友情と愛情の狭間に揺れ動くあまり、次第に自分を追い詰め、苛立ちを隠せなくなっていく。
(プレイキャラとしての特性)
霊感ゼロかつ低モラル。達者な口を利用して嘘で欺きつつ巧みに情報収集を行う。反面、不謹慎かつ怖い物知らず故に思わぬ落とし穴に堕ちることも多い。
メロス
ナオの飼い犬。雑種のオス。
子犬の頃にサンゴに拾われ、ナオに育てられた。
ちょっと抜けたところはあるが、霊感が鋭いせいで霊障のある場所には嫌がって近づかない。
ナオたちを守るため、その危機においては果敢に戦いを挑むこともある。
待機しているとき、たまに片足をあげオシッコをしている。
(パートナーとしての特性)
幽霊を追い立てるため、メロスを連れた状態では遭遇しないことが多い。また、犬を苦手にする人物もいるため、彼らと接触を図るにはメロスがいないことが条件となる。電信柱やフェンスに繋いでおくことが出来、そのまま放置しても問題ない。
子犬の頃にサンゴに拾われ、ナオに育てられた。
ちょっと抜けたところはあるが、霊感が鋭いせいで霊障のある場所には嫌がって近づかない。
ナオたちを守るため、その危機においては果敢に戦いを挑むこともある。
待機しているとき、たまに片足をあげオシッコをしている。
(パートナーとしての特性)
幽霊を追い立てるため、メロスを連れた状態では遭遇しないことが多い。また、犬を苦手にする人物もいるため、彼らと接触を図るにはメロスがいないことが条件となる。電信柱やフェンスに繋いでおくことが出来、そのまま放置しても問題ない。
2年2組
サカイミカ、イワセユリ
「おトイレ軍団」の中核。オカルトな噂話とクラスメートの誹謗中傷が大好き。噂話の出所としてはかなり優秀。誹謗中傷もあながち的はずれとは言えないものが多い。イワセユリの背後霊「ツクヨミ様」の信者。
アイバミナミ
謎めいた雰囲気を持つ長い髪の少女。「おトイレ軍団」の中傷で不登校になってしまった。曇りの日にしか登校せず、一人で窓の外を眺めていることが多い。
サガミレイコ(ジェリー)、ヨシノトモミ(クッキー)
二人だけの世界に浸っており、度が過ぎて仲が良いせいで同性愛を噂されている。周囲からは「まるで双子のよう」と形容されているが、親しくなると様々な点で異なっていることがわかる。
スナガワサエ
責任感が強く、真面目で堅物なクラス委員長。周囲からは煙たがられ、やや孤立している。
イナガキマリオ
アニメとカップリングが大好きな腐女子。サンゴを師匠と仰いでいるが、むしろ同類との誤解を与えている。一人でいることが多い。排他的でサンゴに他の誰かが近づくのが気に入らない。
2年3組
ユアサミツル
「ユアサ軍団」のリーダー。徒党を組んでは弱い者をイジめている。常に取り巻きを引き連れて行動しているが、あまり人望はない。実は小心者。噂の出所としてはそれなりに優秀だが内容は見当違い。
ニシタカユキ
スポーツ万能・成績優秀かつ気さくな性格の美男子。父親と二人暮らしをしており家事にも長ける。ユアサともつるんでいるがわりと一匹狼的。ナオと親しくしたい素振りを見せるが真意のほどは不明。女子に人気があり、いつも囲まれている。
クメコウジロウ
オカルトマニア。衣替えが過ぎても一人冬服を着ている。陰気で歪んだ性格をしており、ユアサ軍団からイジめられた仕返しを魔術で果たそうとしている。傲慢で独善的だが、歪みも含めて受け入れるナオを親友と考えている。
セガワシンタ
気が弱く背も低い少年。ユアサ軍団のイジメの対象となっており、事態は深刻化しつつある。性格に歪んだところはないがその弱さ故に心にもないことをして後悔することが多い。ナオとは小学生からの友人だが、疎遠になりつつあることを憂いている。。
ヤマザキタクミ
ニシと学年首位の座を争う成績優秀な3組のクラス委員長。休み時間も机に向かうガリ勉。ナオとニシに劣等感を抱いており、ライバル視している。セガワとは昔の釣り仲間。
サンジョウケイナ
バスケ部員。3組女子のリーダー。明るく気さくでサッパリしており「おトイレ軍団」とは対照的に評判が良く後輩からも慕われている。ナオとも親しく、好意を抱く素振りも見せる。性格的に正反対でありながら、同じ立場に置かれるサンゴとは次第に親しくなってゆく。
家族
ナオの家族
父は海外に単身赴任中。母は専業主婦。
両親共に良識的で温厚な人柄。
父はほぼ毎日欠かさず連絡を入れるなど家族想いだが、息子の教育にはやや関心が薄い。母はやや過保護かつ過干渉。それが原因でナオが心を閉ざしていることには気づいていない。
両親共に良識的で温厚な人柄。
父はほぼ毎日欠かさず連絡を入れるなど家族想いだが、息子の教育にはやや関心が薄い。母はやや過保護かつ過干渉。それが原因でナオが心を閉ざしていることには気づいていない。
サンゴの家族
両親は共働きをしており、サンゴは三人兄妹の末っ子。
父は家族から「殿」と呼ばれており、肝心なとき以外はほぼ無関心といった態度をとる。その分、母は口うるさくならざるを得ず。二人の娘に疎まれている。
姉のアイは恋愛依存症の傾向があり、我が儘で身勝手。兄のミツグは九州の大学に通うため家族と離れて暮らしている。
父は家族から「殿」と呼ばれており、肝心なとき以外はほぼ無関心といった態度をとる。その分、母は口うるさくならざるを得ず。二人の娘に疎まれている。
姉のアイは恋愛依存症の傾向があり、我が儘で身勝手。兄のミツグは九州の大学に通うため家族と離れて暮らしている。
クルミの家族
家族は両親と弟のコウイチ。
父はクルミを溺愛しており良き理解者の一人ではあるのだが、妻との板挟みに苦しみ苦渋の決断をくだす。母もクルミを愛していたが、周囲の視線に耐えられなくなり娘に辛く当たるようになっていく。
両親はクルミについて病気だと疑って精神科に通院させ、薬を飲ませている。そのことで仲の良い姉弟だったクルミとコウイチの間にも溝が生まれつつある。
なお、クルミの家族はクルミが中学に入ってから陽見市に転居した。
父はクルミを溺愛しており良き理解者の一人ではあるのだが、妻との板挟みに苦しみ苦渋の決断をくだす。母もクルミを愛していたが、周囲の視線に耐えられなくなり娘に辛く当たるようになっていく。
両親はクルミについて病気だと疑って精神科に通院させ、薬を飲ませている。そのことで仲の良い姉弟だったクルミとコウイチの間にも溝が生まれつつある。
なお、クルミの家族はクルミが中学に入ってから陽見市に転居した。
その他の人物
カスカ
古街通りの4つ辻で一人遊ぶ謎の幼女。その言動はなにかを知っている様子でクルミにだけ助言を与える。姫杜と関係がある様子で、彼女の存在自体が霊的な力を持つ。
タケヒコ
クルミの父の友人で精神科医。クルミを病気だとは思っておらず、投薬治療には反対の立場をとっており、申し訳程度のカウンセリングを行っていた。かなり酒好き。
クルミの母に対してかつては恋愛感情があった。
クルミの母に対してかつては恋愛感情があった。
アキガワ
クルミの主治医。タケヒコの後輩にあたるが科学者的な傾向が強く、クルミを精神分裂病(現在は統合失調症)と診断して新薬による投薬治療を推し進める。そのことが原因でクルミは逆に苦しめられるようになる。
おばあさん
神出鬼没に現れては三人に助言を与える老婆。古くからの住人で陽見の歴史や伝承に詳しく信心深い。
おじいさん
ゆうやみ坂を散歩するおじいさん。街でおきた事件や出来事に詳しい。
床屋のおじさん
奇妙な人物。妙な噂を流したり、「虫切り師」を自称するなど得体が知れない。テレテレと独特な歩き方をする。
カプラス星人(自称)のホームレス
高架下公園に住み着いたホームレス。宇宙人を自称するなどあからさまにおかしな人物だが、言動は淀みなく理路整然としている。クルミを姫様と呼んで敬う。その正体は謎に包まれている。