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 ギルティゲームというゲームがある。

 参加者は未来で犯罪を犯す100人の少年少女。
 彼らを罰するために3日間に渡って命懸けのデスゲームが行われ、生き残った者は免罪となる――そんな謳い文句で強制的に行われた。
 結果は、ゲームの破綻。主催者並びに参加者に関する公的な記録は存在しない。



「やっぱり開かない……扉を壊すしかないかな。」

 握った冷たいドアノブはちょっと回るだけでそれ以上動かない。ドアと壁の間を覗くと、太い金属の塊が栓をしている。うん、どう見ても鍵がかかってるなあ。もう私はため息つく気も起きなくて、扉をちょっと蹴ってみた。

 私、北上美晴。桃が原小学校に通う6年生。
 ある日私はギロンパっていうぬいぐるみの格好をした人に拉致されて、ギルティゲームというゲームをさせられた。
 何人も子どもたちが犠牲になったけど、3日目の最後に私たちは会場のギルティプリズンを爆破してヘリコプターで脱出、元の生活に帰った――はずだった。

 私の記憶は、私のお父さんがやっている病院から外に出て一緒に脱出した友達たちとスマホで話をし終えたところで途絶えている。
 気がつけばあの時と同じように、見知らぬ場所にいた。
 どこかの建物の鍵のかかった部屋に閉じ込められてるっていう違いがあるけど……

「このスマホもどう使うかわかんないけど、たぶん大事なものだよね。」

 もう一つ違いがあるのは、いつの間にか持っていたスマホ。電源はついているけどロックがかかってるみたい。ちなみに自分のは普通にポッケに入ってたので、私を拉致した人――ギロンパが入れたんだと思う。
 うん、私は今回の事件のことをギロンパのしたことだと思っている。だってつい何日か前まで、私たちは間違いなくアイツと戦っていたから。たとえあの3日間が無かったみたいに日付が変わってなかったり、ニュースで原因不明の児童の連続失踪事件としてギロンパのギの字がなくったって、あの事はたぶん一生忘れないと思う。

「とりあえず、もう一回鍵が無いか探してみよう。」

 何が起きてるかわからないけど、何が起こるかわからないけど、自分にできることを考えないと。
 絶対に生きてみせるって決めたんだから。



【不明/不明】
【北上美晴@ギルティゲーム】
[役]:子
[状態]:健康
[装備]:『スマートフォン(子)』
[道具]:スマホ(私物)
[思考・行動]
基本方針:生き残り脱出する。
1:とりあえず部屋から出る方法を探す。
※その他
自分の役・各役の人数・各役の勝利条件・会場の地図・制限時間は全て未把握
自分の身に起こったことをギルティゲームと認識。
人物紹介…ギルティゲームの主人公の女子小学生。ネタバレになるが冤罪により刑務所にぶち込まれたあと仲間との出会いや友情、食事イベント、裏切りと別れを経て看守であるギロンパを倒し、脱出すると犠牲者達を救う方法を考えることとなる。頭はいまいちで運動もルックスもそこそこだが、運と周りに恵まれたことで成長、自分にできることを探すことと、諦めの悪さを手に入れる。
最終更新:2018年07月16日 03:18