ここは何処だろう?
銀髪にコートを纏ったアサシン、ジャック・ザ・リッパーは可愛らしく小首をかしげた。
聖杯戦争…ではなさそうだ、他のサーヴァントの気配がない。
では何故私たちがこんな場所にいるのか、とまた疑問がわいてくる。
うんうん子供らしい所作で考えていると、頭の上に一枚の紙が落ちてきた。
禍々しいイラストで、鬼役が子供を追いかけている。
ぽん、と手を打った。そうか、私たちは他の『子』を解体するために召喚されたのだ。
ならば、頑張らなければいけない。

「まずは、美味しい魂がいないか探さなきゃ」

……殺人鬼である彼女は思いにもよらない。自分が『子』で呼ばれているなど。


【不明/不明】
【ジャック・ザ・リッパー@Fateシリーズ】
[役]:子
[状態]:健康
[装備]:『スマートフォン(子)』
[道具]:
[思考・行動]
基本方針:全員ぶっ殺す。
1:美味しい魂の持ち主がいたら食べる。
※その他
自分の役・各役の人数・各役の勝利条件・会場の地図・制限時間は全て未把握
※霊体化及び神秘の纏っていない攻撃の無効化は制限されています

【人物背景】
19世紀のイギリスで発生した連続猟奇殺人事件の犯人。一人称も「わたしたち」。
性格は純粋にして残酷。あどけない口調ながら頭の回転は速いが、精神的に破綻している。
他者の悪意に対しては残酷に応じるが、好意には脆く、また母親に対する強烈な憧れを持っている。
その正体は、堕胎され生まれることすら拒まれた数万もの胎児達の怨念が集合して生まれた怨霊。
怨霊は魔術師により呆気なく消滅されたが、その後も残り続けた噂や伝承により反英雄と化した。
最終更新:2018年07月22日 21:41