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「鬼ごっこ…………?」

森の中で呟く少女。
知識にはあるがやった事は無い。鬼ごっこに興じる同年代の子供達を見て抱いた感慨は、既に消え失せて、少女の心の何処にも無い。
緩慢な動作で周囲を見回す少女。
肉付きの薄い裸体に貫頭衣ゆ纏っただけの姿は、如何にも寒々しい印象を与える。
手にした少女の身体より巨大な鉈が無ければ……だが。

「この度の"神楽"の趣向でしょうか?」

呟く言葉には凡そ抑揚というものが無く、仮面の様な無表情と相まって、少女を作り物めいて見せていた。

「御主人様がいらっしゃいませんし………。取るべき命は何処に……?」

周囲の確認わ終えるが、人っ子一人いやしない。赤い空を見も、少女の声には何の感慨もなく、夕暮れ時かと思った程度。
少女は少し思案した後、これが鬼ごっこだという事を思い出し得心した。
探して殺せという事なのだろうと少女は考え、獲物を探して歩き出した。



【???/00時01分】
【アルシア@白貌の伝道師】
[役]:鬼
[状態]健康
[装備]:嘆きの鉈
[道具]:不明
[思考・行動]
基本方針:出逢った全てを殺す
※その他・各役の人数・各役の勝利条件・会場の地図・制限時間は全て未把握。
人物情報
虚淵玄作 ダークファンタジー白貌の伝道師のヒロイン。
ハーフエルフとして産まれ、人とエルフから蔑まれて育ち、愛される事を望みながら誰にも愛されなかった少女は、裏切られ、拒絶されて、骸人形"バイラリナ"となる事で心の安らぎと救済を得た。
痛みを知らず、感情を持たず、肉体の限界を超えた身体能力を持ち。充填された魔力が尽きぬ限り動き続ける。損傷は即座に回復する。
身の丈ほどもある「嘆きの鉈」を機械じみた精密さで使いこなす。徒手格闘技にも長け、素手で武装した兵士を撲殺出来る。
思考は有るが意思は無く、知識は有るが感情を持たない、主人の命令をこなすだけの殺戮人形。
話しかけられれば受け答えをするが、自分から話しかけるという事は無い。
最終更新:2018年04月24日 03:26