「あーマジ無いわー、超絶望的ー…。」
彼女、江ノ島盾子は絶望していた。この絶望に満ち溢れた島の空で…。
「つーか人が後ちょっとで超絶望的に死ねたのに邪魔してんじゃねーぞ!」
「…まあ、中々面白そうな企画ではありますね…私が行なっていた殺し合い学園生活よりかは劣りますがね。」
「とゆ~か、
ルールがすっごいガバガバのユルユル~!というか~これ鬼ごっこする意味ある~?」
「親が生き残るには親を減らす必要があるし、子は親よりも子を減らさないといけない…。
でもそれだと鬼が勝ってしまうからまず鬼を減らさないといけない、そして鬼は参加者全体の過半数を上回ればいいだけだからわざわざ捕まえるよりも殺す方が手っ取り早い。
参ったね…これじゃただの殺し合いだね。」
「はぁ…と言ってもみんながみんな簡単に人を殺せるわけないじゃないですか…人を殺すのが大好きなヤバイ人なら話は別ですが…。」
「だからこそ唆るのじゃ!…殺したく無いのに殺さないといけない…極限下での殺し合いこそ超絶望的エンターテイメント!!良いぞ!私様は気に入ったぞ!!」
絶望していたかと思えば急にブチ切れたり、思い直して冷静になったて評価したかと思えば、ぶりっ子装ってボロクソに貶し、かと思えばカッコつけながら考察したり、いきなり落ち込んだ後に高飛車になってご満悦になる。
絶望的に飽き性な彼女はコロコロとキャラを変えて喋る様は多重人格者と何も変わらない。
だが決して変わらないものが一つある。
「あーあ、超絶望的!うぷ、ウププププ…。」
絶望。
どれだけキャラを変えようと彼女の絶望への思いは変わらない。
それこそ彼女が超高校級の絶望であり、彼女を超高校級の絶望とたらしめる由縁であり、彼女こそ超高校級の絶望である証明である。
絶望が島に降り立つまであと僅か。
【???/深夜】
【江ノ島盾子@ダンガンロンパ】
[役]:親
[状態]:健康
[装備]:パラシュート
[道具]:支給品2つ
[思考・行動]
基本方針:絶望を振りまき、絶望を味わう
1:早く降りないかな~
※Chapter6のオシオキ直前からの参戦です。
※自分の役・各役の勝利条件・制限時間を把握。
※鬼ごっこというよりも殺し合いになると予測してます。
人物紹介
江ノ島盾子
CV豊口めぐみ
世の若者たちのカリスマとして崇拝される超高校級のギャル。
そのファッショナブルな容姿とキャラクターから、ファッション雑誌の読者モデルとしても活動している。
裏表のないストレートな性格が魅力的なムードメーカー。社交的で天真爛漫だが、歯に衣着せぬ言動など喜怒哀楽がはっきりしすぎるところがあり良くも悪くも現代っ子である。
しかしその正体はありとあらゆる絶望を愛し、自身に襲う絶望さえも興奮する究極の絶望フェチ、超高校級の絶望である。
また、相手の才能を分析した後、それを自分のモノにコピーしそこから改良を加える超高校級の分析力の才能を持つ。
この才能によりあらゆる物事を分析して理解出来てしまい、それ故に飽きやすい性格になっている。
さらに超高校級のボディーガードの追撃から逃れたり、人海戦術とはいえ超高校級のボクサーを倒したりなど身体能力にも優れている。
最終更新:2018年05月16日 16:51