社会保障論A 2010 担当:大谷 強
試験時間60分 持込一切不可
次のA,B,Cのグループから一問ずつを選び、別紙解答用紙に書きなさい。順番が入れ替わっても構わない、記号だけを明示すること。裏に書いてもよい。
なお、それぞれが間違っている部分が一つあるので、それを正しく直して説明をしてあげてください。さらに、他の講義などで学んだことを補足してくれると嬉しい。
最後に意欲と気力、時間がある人は、この授業に関して自由に感想を述べてくれるとありがたい。
A-1.保険は三角、貯蓄(貯金)は四角と覚えている、積木遊びを思い出すよな。
A-2.社会保障制度は、生活に困っている状態をなくすことだ。日本の制度では財源は税金に頼る部分が基本だという。
A-3.保険は民間保険(私保険)と社会保険(公的な保険)とは「大数の法則」も「保険原理(原則)」も当てはまるそうだ。どちらも「保険」と名が付くから。
B-4.年金保険制度って複雑ね。制度の最初、第二次大戦前から国民年金と被用者保険の二重加入はあったそうよ。
B-5. 国民年金の第3号被保険者は自営業、フリーターや無職の人や学生も強制的に加入する制度だ。それ以外の保険加入者を除くというから。
B-6.基礎年金の加入者全員に扶養されている配偶者は、保険料を払わなくても65歳になれば老齢年金は支給されるから。そのために苦労して子どもを育てたもの。
C-7.民間保険(私保険)と同じく、公的年金保険制度は老齢になったときに年金が支給されるだけで、障害や遺族になった場合は年金を支給されるのは特約が必要だそうだ。生活に困っている理由が違うわよね。
C-8.被用者保険に加入していても老齢(退職)年金は現役の時代の収入には関係なく一律同じ金額だ。高齢時(引退後)に必要な生活費は現役のように収入の違いはないものね。
C-9.保険料を払わないのにみな同じ金額の年金が支給される学生納付特例制度を利用すると学生には有利だな。学生には所得がないから、特例を作ってくれたらしい。
最終更新:2010年08月13日 15:26