2012年度春学期
財政学A 担当者:上村敏之 試験時間:60分(マークセンス方式) 持ち込み:不可
【問1】番号[ ]の問題において、適切な選択肢の数字を「解答記入」に記入し、「解答マーク」にマークせよ。(各2点×25問=計50点)
[1] 需要面のGDPの構成要素ではない項目はどれか。
1.消費 2.投資 3.税 4.政府支出
[2] GDPの日本語訳はどれか。
1.国民総生産 2.国内総生産 3.国民総支出 4.国内総支出
[3] 名目GDPをGDPデフレーターで除算すれば何が得られるか。
1.潜在GDP 2.自然GDP 3.実質GDP 4.基本GDP
[4] 財政の3機能に当てはまらない項目はどれか。
1.資金調整機能 2.資源配分機能 3.所得再分配機能 4.経済安定化機能
[5] ケインズが特に重視した財政の機能はどれか。
1.資金調整機能 2.資源配分機能 3.所得再分配機能 4.経済安定化機能
[6] 経済学の祖であり、安価な政府論を唱えた経済学者は誰か。
1.マスグレイブ 2.ケインズ 3.フリードマン 4.アダム・スミス
[7] マネタリストが重視する財政政策に伴うラグのうち、当てはまらないものはどれか。
1.影響 2.認知 3.実施 4.効果波及
[8] 財政政策について肯定的な考え方(もしくは人々)はどれか。
1.マネタリスト 2.新古典派経済学 3.合理的期待経済学派 4.ケインズ経済学
[9] ケインズ理論によれば、労働市場で( )失業率が発生する。
1.自発的 2.非自発的 3.自然
[10] 日本の純債務残高対GDP比は、下記のどの国のものと近い水準か。
1.アメリカ 2.フランス 3.イタリア 4.カナダ
[11] 長期財務残高に含まれない項目はどれか。
1.国債 2.地方債 3.社債 4.借入金
[12] 財政赤字が増加すれば、金利上昇によるクラウティングアウトで、( )が減少する。
1.投資 2.政府支出 3.純輸出
[13] 特別会計の数は、2011年度に( )である。
1.50弱 2.30弱 3.20弱
[14] 国の予算に含まれない項目はどれか。
1.一般会計 2.特別会計 3.政府関係機関 4.財政投融資
[15] 毎年12月末に閣議決定される予算は、( )である。
1.政府案 2.財務省案 3.国会案
[16] 近年の一般会計の歳入で、最大の項目は( )である。
1.税収 2.公債金収入 3.その他収入
[17] 近年の一般会計の歳出で、最大の項目は( )である。
1.社会保障 2.地方交付税交付金 3.国債費
[18] 基礎的財政収支対象経費に含まれない項目はどれか。
1.社会保障関係費 2.地方交付税交付金 3.国債費 4.公共事業費
[19] 以下のうち、正しい関係式はどれか。
1.潜在的国民負担率=社会保障負担率+財政赤字対国民所得比 2.国民負担率=租税負担率+社会保障負担率
3.社会保障負担率=国民負担率+租税負担率 4.潜在的国民負担率=租税負担率+財政赤字対国民所得比
[20] 生活保護費のうち、最大の項目はどれか。
1.医療扶助 2.生活扶助 3.住宅扶助 4.介護扶助
[21] 老年人口指数の正しい式はどれか。
1.65歳以上人口÷15~64歳人口 2.65歳人口÷全人口 3.65歳人口÷20~64歳人口 4.65歳人口÷20歳以上人口
[22] 民間サラリーマンや公務員の被扶養配偶者が加入する公的年金はどれか。
1.厚生年金 2.共済年金 3.国民年金基金 4.基礎年金
[23] 当初予算が成立した後、どうしても予算の変更が生じた時に組む予算はどれか。
1.補正予算 2.暫定予算 3.本予算 4.変更予算
[24] 近年の一般会計の主要税目で、税収が多い順に並べたときに正しい順番はどれか。
1.法人税>所得税>消費税 2.所得税>法人税>消費税 3.消費税>所得税>法人税 4.所得税>消費税>法人税
[25] 国の消費税の税収の使途に充てられていない経費はどれか。
1.地方交付税 2.基礎年金 3.老人医療 4.国債費
【問2】以下の文章にある番号[ ]において、( )内のもっとも適切な語句の数字を「解答記入」に記入し、「解答マーク」にマークせよ。(各2点×19問=計38点)
【1】財政の硬直化とは、[26](1.社会保障 2.国債 3.地方財政 )費の増大によって他の財政支出が圧迫されることを意味する。日本の国際の所有者は大部分が[27](1.日銀 2.家計 3.民間金融機関 )となっている。国債の信用力が低くなると、格付けが[28](1.上がり 2.下がり )、長期金利が[29](1.高く 2.低く )なる。
【2】財政投融資は政府の信用力によって[30](1.有償 2.無償 )資金を集め、[31](1.財投機関 2.家計 3.外国 )に投融資する仕組みである。一部の([31])では独自に[32](1.財投債 2.財投機関債 3.政府保証債 )を発行することがある。
【3】所得税の仕組みでは、[33](1.給与収入 2.給与所得 3.課税所得 )から[34](1.給与収入 2.給与所得 3.給与利用 )控除を差し引いて得られる[35](1.給与収入 2.給与所得 3.課税所得 )から、各種の[36](1.所得控除 2.税額控除 3.課税控除 )を差し引いて[37](1.給与収入 2.給与所得 3.課税所得 )を計算し、([37])に対して[38](1.超過累進構造 2.超過逆進構造 3.超過平均構造 )の税率を適用して[39](1.算出税額 2.納付税額 )を得る。
【4】消費税の税率5%のうち、国の消費税の税率は[40](1.4% 2.3% 3.2% )、地方消費税の税率は[41](1.1% 2.2% 3.3% )である。[42](1.売上げ 2.仕入れ )金額に含まれる消費税から[43](1.売上げ 2.仕入れ )金額に含まれる消費税を差し引いた税額を[44](1.事業者 2.納税者 )が納税する。
【問3】以下の文章にある番号[ ]において、( )内のもっとも適切な語句の数字を「解答記入」に記入し、「解答マーク」にマークせよ。(各3点×4問=計12点)
ある政府の会計が下記のように表現できているとする。
| 歳入 |
歳出 |
| 税収 Tt |
経費 Gt |
| 公債金 Dt+1 |
利払い費 rDt |
tは時間、rは利子率(時間を通して一定とする)、Dtはt期末の公債残高を意味する。歳入と等しいから、以下の(1)式が成立する。
Tt+Dt+1-Dt=Gt+rDt (1)
プライマリー・バランスBt=Tt-Gtとする。Bt=0、すなわちプライマリー・バランス[45](1.黒字 2.赤字 3.均衡 )のとき、(1)式は次のように変形できる。
[46](1.Dt+1=(1+r)Dt 2.Dt=(1+r)Dr+1 3.Dt-Dt+1=rDt 4.Dt+1-Dt=rDt+1 ) (2)
ここでYtをt期のGDPとし経済成長率gとすれば、下記の式を得ることができる。
[47](1.Yt+1=(1+r)Yt 2.Yt=(1+r)Yt+1 3.Yt+1=(1+g)Yt 4.Yt=(1+g)Yt+1 ) (3)
(2)式と(3)式を合わせれば、下記の(4)式となる。
Dt+1 (1+r)Dt
――――=――――― (4)
Yt+1 (1+g)Yt
(4)式を解釈すれば、債務残高対GDP比D/Yの動きは、利子率rと経済成長率gで決定される。r>gの場合、D/Yは[48](1.増加 2.減少 3.一定 )となる。
※注:Dt+1、Yt+1のt+1はt+1期のことを指す。
最終更新:2012年07月27日 05:05