01(春)(村田)

2001年度 春学期 マクロエコノミックス(村田 治)70分 持込一切不可

1. 政府・海外部門が存在しない場合を想定し、国民所得をY、消費をC、基礎消費をB、限界消費性向をc、投資をI(一定)とし、消費関数がC=cY+Bで表わされているとき、以下の問に答えなさい。

(1) 貯蓄関数を求め、グラフに描きなさい。
(2) 限界消費性向が0.8、基礎消費が100、投資が200のときの均衡国民所得を求めよ。
(3) 投資乗数はいくらか答えなさい。
(4) 完全雇用均衡国民所得が1800のとき、-の状態から完全雇用を達成するためには投資が
    いくら増加する必要があるかを答え、これをグラフに描きなさい。

2. 貯蓄のパラドックスについて述べなさい。数式を用いて説明する場合は、使用する記号の意味を明示するようにして下さい。

3. 国民所得をY、消費をC、投資をI、政府支出をG、輸出をX、輸入をM、可処分所得をYd、基礎消費をB、租税をTとするとき、以下の問に答えなさい。
(1) 国民所得の均衡式を示しなさい。
(2) 消費関数をC=cYd+B、貯蓄関数をT=tY+To、輸入関数をM=mY+Moで表わし、
    投資・政府支出・輸出は一定であると仮定するとき、均衡国民所得を求める式を導出しなさい。
(3) 貿易収支の定義式を示し、縦軸に貿易収支、横軸に国民所得をとりグラフに描きなさい。
(4) 財政赤字の定義式を示しなさい。
(5) 政府支出がΔG増加した場合の、国民所得に対する影響を求めなさい。
(6) 政府支出がΔG増加した場合の、財政赤字に対する影響を求めなさい。
(7) 輸出がΔX増加した場合の、国民所得に対する影響を求めなさい。
(8) 輸出がΔX増加した場合の、貿易収支に対する影響を求めなさい。 

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最終更新:2007年07月29日 16:03
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