問1 以下の質問に最も相応しい解答を選択肢群から選び、番号で答えなさい。
1 EU加盟国は単一通貨を導入したが、2003年1月現在、これに参加して
いない国はどこか。
2 EU加盟国は2003年1月現在で何カ国か?
3 マルクやフランなどの各国の国民通貨に替わってユーロ紙幣・効果が流通し
始めたのは何年からか。
4 欧州通貨統合の起源となった欧州経済共同体(EEC)が成立したのはいつか。
5 1979年に欧州における為替安定化のために制度化されたものは何か。
6 1992年の欧州通貨危機で為替レート・メカニズム(ERM)を離脱したのは
どの国か。
7 ドイツ・マルクはERM参加国の経済変動を安定化させる「錨」の役割を果たしたが、
これを一般的になんと呼ぶか。
8 1991年EC首脳は通貨統合のスケジュール具体的に決めたが、これを
なんと呼ぶか。
9 この条約では物価の安定性や長期金利の水準、通貨の安定性のほかに何が
収斂基準として選ばれたか。
10 この収斂基準は具体的には何か。
11 貨幣の三大機能とは、交換手段、計算単位のほかに何か。
12 物々交換を成立させる為の条件は何か。
13 国際的に貨幣の三大機能を果たす通貨を一般的に何と呼ぶか。
14 第二次世界大戦後、世界の新しい国際通貨・経済制度として構築されたものはなんと
呼ばれているか。
15 この体制を構成する主要な国際機関は、世界銀行(IBRD)ともう1つは何か。
16 1971年、アメリカは金とドルとの兌換の停止を宣言し、この戦後の国際通貨体制
は崩壊したが、これをなんと呼ぶか。
17 国民通貨を国際通貨として使用する国際通貨体制のもとでは、国際流動性の
供給とその通過の信任との間に矛盾が発生すると指摘されるが、これをなんと呼ぶか。
18 国際取引における為替レート変動に伴うリスクを回避する為に、将来の円ドル交換の
契約を結ぶが、この取引はなにか。
19 国際金融市場の1つ、ロンドンの銀行間貸付市場の基準金利のことをなんと呼ぶか。
20 国際貿易量以外に、サービス取引量や外国からの利子収入なども含めた収支は
なにか。
21 長期の為替レート決定理論として2国間の物価水準を比較する理論をなにか。
22 為替レートの変動も考慮に入れて、より金利の高い国で資産運用することを
何というか。
23 ある通貨の水準が経済の実勢よりも高く(低く)評価されていると予想される
ときに、その通貨を売る(買う)ことにより利益を得ようとする行為をなんと言うか。
24 持続可能な為替レート制度としては自由変動レート制度か厳格な固定為替レート制度の
二つしかないとする考えをなんと言うか。
25 中間的な為替レートを「BBCルール」と呼ぶが、「C」は何を意味するか。
26 為替レート制度の選択基準のうち、為替レートの安定性と投機攻撃に対する頑健性以外の、
もう1つはなにか。
27 通貨同盟の一形態と考えられている、他国の通貨を法定通貨として用いる制度は
なにか。
28 自国通貨を外国通貨に、一定の公定平価で無制限に交換することを保証する為替
レート制度はなにか。
29 通貨当局が為替レートの動きある目標幅(ターゲットゾーン)以内に制限する
制度は何か。
30 国際金融システムのトリレンマは、金融政策の独立性とは為替レートの安定と、
あと1つはなにか。
31 変動為替レート制度の下では、安定的投機によって為替レートの変動は安定化する
と主張した代表的な経済学者は誰か。
32 為替バンド制度の下では、通貨当局が介入しなくても、介入の期待で為替レートが
安定化する効果をなんと呼ぶか。
33 1996年、当時の橋本首相が提示した日本の金融システム改革案を一般に何と
呼ぶか。
34 その改革案の3つの原則とは、フリー、フェアーとなにか。
35 第二次大戦後の大蔵省の金融機関規制を特徴付ける金融行政をなんと呼ぶか。
36 信用不安によって預金者が銀行に殺到して預金を引き出すパニック状態はなにか。
37 銀行破綻を防止する事前的規制には、競争制限的規制や金融機関の検査・考査の
ほかに、なにがあるか。
38 日本では、この検査・考査を行う機関は何か。
39 事後的規制(セーフティネット)には、中央銀行貸し出し、公的資金(税金)援助も
ほかに、何があるか。
40 この中央銀行貸し出しの機能を一般になんと呼ぶか。
選択肢
1:M・フリードマン、2:預金保険、3:カレンシーボード制度、4:ドル化、
5:金融政策の自立性、6:グローバル、7:財務省・日本銀行、8:日本版ビッグバン、
9:投機取引、10:最後の貸し手、12:為替バンド制度、13:バランスシート(健全経営)規制、
14:銀行取付け、15:護送船団方式、16:クローリング、17:フローティング、
18:「両極の解」、19:ハネムーン効果、20:金利裁定、23:EMS(欧州通貨制度)、
24先物為替取引、25:「流動性のジレンマ」、26:ブレトン・ウッズ体制、
27:「ニクソン・ショック」、28:IMF(国際通貨基金)、29:基軸通貨、30:LIBOR、
34:マーストリヒト条約、35:名目アンカー、36:イギリスとイタリア、
37:イギリスとスウェーデン、38:欲求の二重の一致、39:12カ国、40:15カ国、
45:購買力平価説、46:資本収支、47:P・クルーグマン、48:1958年、
49:1979年、50:金利平価説、56:価値貯蔵、
57:財政赤字の対GDP比を3%以下、国債発行残高を同60%以下
58:自由な国際資本移動、59:経常収支、66:財政の安定性、
67:イギリス、デンマーク、スウェーデン、
68:ギリシャ、アイルランド、ポーランド、69:2001年、70:2002年
問2
「バブル経済」崩壊後、金融再生が必死だと言われながらも、日本経済は10年以上も
不良債権の処理を終始できず、デフレ経済に陥っている、そのような背景の下で、
銀行規制の必要性が大きく議論されている。銀行を規制する根拠を簡潔に論じなさい。
※ご提供いただきました。
最終更新:2007年07月29日 18:58