クエスト名 |
Randomizer Alpha |
バージョン |
2.50 |
製作者 |
HeroOfFire |
アクション難易度 |
■■■■□□□□□□ 4 |
謎解き難易度 |
■■■■■■□□□□ 6 |
ボリューム |
■■■■■■■■■■ 10 |
個人的評価 |
90/100 |
寸評 |
Randomizerの究極版 終盤の蛇足感は否めない |
概要
Randomizerシリーズの最新版。というより集大成といったほうがいいかもしれない。
基本ダンジョンは1st・2ndにオリジナル6種の計8種まで増え、総ダンジョン数はなんと8×9=72である。
さらに、終盤にはおまけとして追加ダンジョンもあり、単純にダンジョン数で言えば100を超える。
最終的な目標としてはアイテムコンプリート+全ダンジョンのコンパス・マップ取得ということらしい。
評価点
言うまでもなくボリュームは凄まじい。ゲームの内容自体は本家準拠なので1ダンジョン当たりにそれほど時間がかかるものでもないが、オリジナルダンジョンは本家裏(2nd)を目指したようないやらしい作りも多く、慣れないと時間がかかるかもしれない。
また、これだけあるとダンジョンの入口を探すのも結構大変で、最後の方はしらみつぶしに探さないとなかなか見つからないことも。その辺りも含めてやりごたえは物凄い。
開始時に生成条件のオプションを設定できる他に、自分で生成コードを指定してマップ作成することもできる。要はコードさえ控えておけば同じマップ配置で再プレイできるということ。
他にもどのシリーズのどのダンジョンのアイテムをコンプリートできているかが確認できたりと、親切な機能が増えた。
Randomizerの醍醐味であるどこに何が出るかのワクワク感はそのまま。
単純にダンジョン数が増えたので、ダンジョンや隠し洞窟を探して見つける作業とアイテムを手に入れるときの楽しさも増えたといえる。
さらに後半のおまけ要素もかなり増えたため、進行していく内にどんどん目新しい物が出てくる楽しさもある。
難点
ボリュームが増えただけにシリーズ全体に言える、アイテムが充実してくる後半の手応えのなさが特に顕著になっている。
アイテム数が多いだけに、よっぽど序盤にゴミアイテムばかり配置されてない限りは使い勝手のいいアイテムの組み合わせが存在し、中盤以降は作業感が強まってしまう。
おまけダンジョンに行く頃にはどうやっても死ぬことはないような強さになってしまうのでただただ進めるだけということになってしまう。
仕様上難しいとは思うが開拓の期待感とプレイの手応えを両立してほしかったところ。
プレイしていると感じられると思うが、ダンジョンを探すのは楽しいのだが、問題は見つけた後。どこにどのダンジョンがあったかを覚えきるのは相当大変で、後々になってわけがわからなくなってしまう。
特に序盤に高難易度のダンジョンを見つけてしまうと当然後回しにするため、見つける度にきっちりマッピングしないと後で辛くなる。
一度見つけたダンジョンがどこにあるか表示されるような画面を作るなりの配慮があればプレイしやすかった。
最終更新:2016年06月15日 08:31