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Yuurand: Tales of the Labyrinth

クエスト名 Yuurand: Tales of the Labyrinth
バージョン 2.50.2
製作者 Aevin,Russ
アクション難易度 ■■■■■■■■□□ 8
謎解き難易度 ■■■■■■■□□□ 7
ボリューム ■■■■■■■■■■ 10
個人的評価 81/100
寸評 シリーズの集大成とも言えるボリューム
ランダマイズ・カスタマイズ機能搭載

概要
本クエストはAevin氏作のクエストHitodama・Yuureiに続くシリーズ3作目である。
基本的なシステムはほぼ変わっていないが、アイテムが大幅に増え、キャラクター制の導入などと言った追加要素がかなり多彩な作りになっている。
また特徴的なのは本作ではランダマイザー仕様となっており、最初に定めるシードによって進める場所や入手アイテムの順番が異なってくる。(正規ルートと言ったものは存在しない。)
またカスタマイズとしてキャラクターや初期アイテムなどを決めることもでき、難易度も3段階から選べる(上記のアクション難易度はNORMAL基準)。
更に、メインゲームであるYuurandだけではなく、前作のYuurei(の改良作)と別ストーリーのLiving Labyrinthが搭載されている。

評価点
  • 多彩なアイテムとそれを活かしたゲーム性
とにかくアイテム数が多く、新しいアイテムが手に入るたびにどんな効果があるのかとワクワクできる。
また先に進むために必要なアイテムを手に入れるために更に別のアイテムが必要になったりと、アイテム配置との組み合わせが一種の謎解きを与えている。

  • 進行ルートの多様性
エリアに対してレベリングなどはなくどこから開拓してもいいので元々自由度はある仕様なのだが、ランダマイズによってアイテムの制約が変わるため順路がだいぶ変わってくる。
一度クリアしても次のシードでは進行が変わったり、難易度的に変わってくることもあり楽しみが多い。

  • 屈指のボリューム
メインのYuurandだけでもそれなりのボリュームはある上、クリアだけでなく隠し要素のコンプリートやランダマイズによる周回プレイなどの遊び方もできる。
が、それだけでなく2クエストが付随されているため実質3本分の内容+ランダマイザーなので異様なボリューム。遊び尽くすには相当な時間がかかるだろう。

難点
  • ゲームバランスがやたらにシビアで不安定
Hitodama→Yuureiの段階でも既に相当な難易度アップがあったが、そのYuureiと比べても明らかに難しい。更に言えばYuureiをプレイ済みという前提で作られてるであろう部分もあり、前作までをプレイした人間でもNORMALすら配置が厳しく並のプレイヤーでは進みづらいだろう。
また敵の火力が高くアイテムを多用する仕様上敵のアイテムドロップが命運を握るようなパターンが多く、バランス面で言っても敵が物量でダメージを与えてくる仕様は相変わらずで避けゲー的なアクション性はかなり低い。
初見殺しのような要素もいくつかあり不親切。

  • ボスの強さも不安定
上記の中でも特にバランスが悪いのがボス戦。
基本避けようがない弾幕の連続でこちらのHPを削ってくるようなパターンが多く、逆に相手はすばやく動き回るためなかなかこちらの攻撃が当たらない。
倒す方法としては停止して攻撃してくるパターンのときに一気に攻撃するのが基本、あとは飛び道具で削る程度で、結局はHP上げてゴリ押し一択に近い攻略性の低い内容になってしまっている。
また攻撃パターンもランダムっぽく、動き回られて全く手も足も出ないかと思いきや停止パターンの連続であっさりクリアなんてことも・・・
おまけにボスごとの性能もかなり差がありボスの配置も恐らくランダム(もしくはキャラごとで固定?)なので序盤にハズレボスを引くと結構悲惨なことになる。(一応ほとんどのボスは飛ばせるのだが)

  • アイテムの組み合わせで大幅に変わる難易度
ランダマイザーの宿命ではあるが早い段階で強いアイテムが手に入ると途端に楽になったり、鉄板とも言える攻撃パターンが組めてしまう可能性がある。特に一時的にアイテムを強化するEnhance、一定時間無敵状態になるHaltは非常に便利で、あるかないかでだいぶ変わってくる。
それ以外にもキャラ性能や初期アイテムにも当たり外れはそれなりにあるので、周回プレイでだいぶ印象が変わる可能性はある。

  • F6コンテニュー前提とも言える配置
険しい道中が多い中で、往復させられるパターンが多く難易度的にも手間的にもF6で戻ってしまったほうが圧倒的に楽な配置が多い。むしろそれを前提としてるのではという気すらする。
例えばトゲトラップ等をすり抜けて行く部屋を進んで鍵ゲット→帰りも同じ作業、のような場所が多いのでまともにやっていたらとても疲れてしまう。

総評
ギミックの面白さは相変わらずで飽きない。
が、難易度の作り方としてやり応えがあるというよりかはストレスの溜まりやすい内容なのがとてももったいない。
このあたりの調整の悪さは恐らく高難易度クエスト制作者であるRuss氏によるところが大きい気はする。

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最終更新:2018年11月15日 08:58