Teleport/瞬間移動
7レベル召喚術(儀式)
発動時間:1アクション
距離:10フィート
持続時間:瞬間
距離内の5体までの同意するクリーチャーを選ぶ。君と君が選んだ各クリーチャーは、現在の場所から、君が知っている同じ次元界内の目的地まで瞬時にして移送される。目的地に対する君の熟知度に応じてそこに到達できるかどうかの成功率が決定される。d100ロールを行ない、表を使って結果を見ること。
熟知度 |
目的地に到着する |
目的地を外れる |
似通った場所 |
大失敗 |
恒久的な魔法陣 |
01~100 |
― |
― |
― |
よく慣れ親しんでいる |
01~96 |
97~99 |
100 |
― |
念入りに調べた |
01~76 |
77~87 |
88~95 |
96~100 |
何度か見たことがある |
01~46 |
47~56 |
57~66 |
67~100 |
一度見たことがある |
01~26 |
27~46 |
47~56 |
57~100 |
説明を受けた |
01~26 |
27~46 |
47~56 |
57~100 |
偽の目的地(d20+80) |
― |
― |
01~60 |
61~100 |
結びつきのある物品 |
01~100 |
― |
― |
― |
熟知度:「恒久的な魔法陣」は、君が知っている秘文の配列を持つ恒久的なテレポーテーション・サークルを意味する。「よく慣れ親しんでいる」は君が非常に頻繁に訪れている場所か、君にとって故郷と感じられる場所のことである。「念入りに調べた」は君がその場所に頻繁に訪れたことがあるか、あるいは他の手段でその場所について良く調べたかして、良く知っている場所のことである。「何度か見たことがある」は1回よりは多くその場所を見たことがあるが、それほど良く知っている訳ではない場所のことである。「一度見たことがある」は、もしかすると魔法を使うなどして、1回だけ見た事がある場所である。「説明を受けた」は誰か他の人を通じて、おそらくは地図などから、その位置や見た目を知った場所のことである。
「偽の目的地」は実際には存在しない場所である。もしかすると、君は敵の聖所を念視しようとしたが、幻術を見せられたのかもしれないし、あるいは君は良く知っている場所に瞬間移動しようとしたのだが、そこがもはや存在していないのかも知れない。
「結びつきのある物品」は、希望する目的地から過去6ヶ月以内に持ち出された物品を所持していることを意味する。たとえば、ウィザードの研究室から持ち出した本、王族の寝室から持ち出したベッドカバー、リッチの秘密の墓所から持ち出した大理石の塊といったようなものだ。
目的地に到着する:君と君の仲間たちは望みの場所に出現する。
目的地を外れる:君と君の仲間たちは目的地からランダムに決定された方向にランダムに決定された距離だけ離れて出現する。目標を外れる距離は、旅をした距離の1d10×1d10%である。たとえば、君が120マイルの旅をしようとするなら、目的地を外れて2つのd10をロールした結果が5と3なら、目的地を15%、すなわち18マイル外れることになる。DMはd8をロールして外れた方向をランダムに決定する。1なら北;2なら北東;3なら東;4なら南東;5なら南;6なら南西;7なら西、8なら南東。もし君が沿岸の都市にテレポートしようとして18マイル離れた海の上に到着してしまったなら、厄介なことになるだろう。
似通った場所:君は目的地と視覚的、あるいは主題的に良く似た別の場所に到着してしまう。たとえば、自宅の研究室に向かおうとしたウィザードが、別のウィザードの研究室に到着してしまったりとか、あるいは彼女の研究室と同じ道具類や用具類が数多く存在している錬金術用品店に到着してしまったりするのだ。一般的には、君は最も近くにある似通った場所に出現するのだが、この呪文には距離に制限がないため、同じ次元界内であればどんな場所にでも飛ばされる可能性は十分考えられる。
大失敗:君と、君と一緒にテレポートした者たちは、この呪文の魔法によって暴行を受ける。君たちはそれぞれ1d10の[力場]ダメージを受け、さらに君たちがどこに飛ばされてしまったかを決定するためにこの表で再ロールする。この再ロールではd100ではなく、1d20+80をロールする。この結果が出るたびにさらに追加で1d10の[力場]ダメージを受け、再ロールしなければならない。
最終更新:2014年06月03日 20:34