091913版
武器や呪文を使って攻撃するとき、その攻撃が命中したか外れたかを決定しなければならない。それには攻撃ロールを行う。
d20ロールし、武器や呪文に対する自然と身についている君の技量や、君が有している特殊な技能や訓練の成果を表現する修正値を加算したものである。
DMは君が制御できる範囲を超えた要素によって、命中するチャンスを良くしたり、悪くしたりしているかもしれない。たとえば、石壁の背後にしゃがみこんでいるオークに命中させるのは、開けた場所に立っている相手に命中させるのよりも困難である。
- 攻撃ロールは次のようなものである:d20+能力修正値+武器あるいは魔法の訓練(もしあれば)+状況修正値。もしロールの結果と修正値の合計が目標のアーマー・クラス(AC)と同じかそれを超えたなら、攻撃は命中である。
- 能力修正値:一般的な近接攻撃に使われる能力修正値は【筋力】であり、一般的な遠隔攻撃に使われる能力修正値は【判断力】である。魔法攻撃には攻撃者の関連する魔法能力値を使い、それは通常はクラスによって決定されている。たとえば、ウィザードは【知力】を、クレリックは【判断力】を使う。
- 出目1:もし修正値を加える前のd20ロールの結果が1であったなら、君の攻撃は自動的に失敗する。
- 出目20:もし修正値を加える前のd20ロールの結果が20であったなら、君の攻撃は自動的に命中する。加えて、その攻撃はクリティカル・ヒットとなる(「クリティカル・ヒット」の項参照)。
- 未習熟での攻撃:もし習熟していない武器を使って攻撃ロールを行うなら、“不利”を得てその攻撃ロールを行う。
最終更新:2014年06月09日 05:26