幻術系統(魔道の伝統)

幻術系統
School of Illusion

君は感覚をくらませ、精神を惑わせ、最も賢明な人々さえも詐術にひっかける魔法を学んでいる。君の魔法はとらえがたいものだが、鋭い精神と組み合わせるとき、幻術はひとつの王国全体をもその膝下に置くことができる。君は私的な家庭教師の下で学んだのかもしれないし、あるいはもしかするとその教師は失脚した学士やならず者的な無頼者であるかもしれないし、あるいは、同好のウィザードの小集団の中で学んだのかもしれない。しかしながら、ノームたちの間では、幻術の学習は人間やエルフの間における学究伝統と同じくらい日常的なものである。
幻術士は、その詐術を好む性質ゆえに、なにがしかの悪評を負っている。幻術士の中には、他者の疑いを大いに喜び、自分自身を謎めいた人物としておこうとする者もいる。反対に低姿勢を保つのを好み、この伝統の学習をしていることを決して明らかにしない者もいる。
初級魔法:君は1つの幻術系統の初級魔法と、ウィザードの初級魔法リストから選択した、追加で2つの初級魔法を学んでいる
秘術のペテン:君が発動するあらゆる幻術系統の呪文に対する能力判定やセーヴィング・スローの難易度は2上昇する。
幻術探知:君は幻術系統の呪文や他の魔法的幻術に対するセーヴィング・スローと能力判定に“優位”を持つ。加えて、君が意識を保っており、アクションを取ることができるときには、30フィート以内にいる不可視状態のクリーチャーの位置を自動的に探知することができる。君はそのクリーチャーの存在を知覚することができるが、依然としてそのクリーチャーは君に対して不可視状態のままである。

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最終更新:2014年05月25日 01:11