School of Illusion
君は感覚をくらませ、心を惑わせ、最も賢い者たちすら欺く魔法の研究に集中している。君の魔法は巧妙な代物であるが、君の鋭敏な精神によって作り出された幻術は不可能なことを現実のように見せることができる。幾人かの幻術士―多くのノームのウィザードが含まれる―は彼らの呪文をエンターテインメントに供するために使う無害なトリックスターである。また別の者たちはもっと邪悪な詐欺行為の達人であり、個人的な利益のために他人を恐怖に陥れたり、騙したりするために彼らの幻術を用いる。
幻術の大学者
Illusion Savant
2レベル時にこの系統を選択したとき以降、幻術呪文を呪文書に書き写す際に君が消費しなければならない金と時間は半分で済むようになる。
初級幻術強化
Improved Minor Illusion
2レベル時にこの系統を選択したとき、君はマイナー・イリュージョンの初級魔法を修得する。もし君がすでにこの初級魔法を修得しているのであれば、別のウィザードの初級魔法を選んで修得する。この初級魔法は君の修得初級魔法の数の勘定に入れない。
君がマイナー・イリュージョンを発動するとき、この呪文の一度の発動で音と映像の両方を作り出すことができる。
可変性幻術
Malleable Illusions
6レベル以降、持続時間が1分以上の幻術系統の呪文を発動する時、君がその幻術を見ることができる限り、アクションを使ってその幻術の性質を変更することができる(その幻術に関するその呪文の通常の制限を使う)。
空蝉
Illusory Self
10レベル以降、君は即席の、ほとんど本能的なまでの危険に対する反射反応として、自分自身の幻の複製を作り出すことができる。クリーチャーが君に対する
攻撃ロールを行なうとき、君はリアクションを使って、攻撃者と君の間に幻の複製を差し挟むことができる。その攻撃は君に対しては自動的に失敗し、その後この幻は消え去る。
いったんこの特徴を使用したなら、小休憩か大休憩を取り終えるまでは再度これを使用することはできない。
幻の現実
Illusory Reality
14レベルになると、君の幻術に半現実を与えるために、影魔法を織り込む秘密を学ぶ。1レベル以上の幻術系統の呪文を発動する時、君はその幻術の一部である、自律行動を行なわない、非魔法の物品1つを選択し、その物品を現実のものとすることができる。君はその呪文が起動している間の、君のターンにおけるボーナス・アクションとして、これを行なうことができる。この物品は1分間現実として残る。たとえば、君は裂け目に架かる橋の幻を作り出し、それから君の味方がそこを通り抜ける間ずっとそれを現実のものに変えることができる。
この物品は何者かに対して
ダメージを与えたり、他の直接的な害を与えたりすることはできない。
出展:『Player's Handbook』
最終更新:2016年09月11日 21:46