秘術の使い手（神格） - zenmainext @ ウィキ

秘術の使い手
The Arcanist

魔法の力に満ち、ウィザード、ドラゴン、その他の魔法的存在が居住している世界においては、“秘術の使い手”はそのパワーを導く者であり、教える者であり、ときにはパワーそのものを体現する者でもある。またこの神は知識と学習の神格でもあるが、パンテオンによってはこれらの領域は別のものとして分かれている。“秘術の使い手”の性質と個性は一般的にはその文化の魔法の技に対する態度を反映したものである―親切な“秘術の使い手”はウィザードがしばしば親切な賢者である世界における魔法の役割に対する肯定的な見方を反映した存在であるが、その一方で、恐ろしげで秘密主義の“秘術の使い手”は魔法が禁止されているか、違法なものとされており、魔女や暗黒のソーサラーによって習得されるものとされている文化において姿を現す。
オリンポスのパンテオンにおけるヘケートは“秘術の使い手”の暗黒の表れである。ファラオたちのパンテオンにおいては、イシスが無数の魅力と祈りで人気を持つ崇拝を受けている“秘術の使い手”であるが、知識の神トートもまた宇宙の隠された神秘、ひいてはその拡張としての魔法の力を象徴する神である。アスガルドのパンテオンの中では、片目を捧げたオーディンが同種の隠された神秘の知識を獲得している一方で、フレイヤは心術と幻術の女神である。フォーゴトン・レルムのパンテオンにおける魔法の女神ミストラの精髄は、世界に魔法を提供している“織”であり、アズースは特にウィザードのパトロンである。グレイホークの神々の中では、ボカブが知識と魔法の神であるが、ウィー・ジャスは死と死霊術のより暗い神である。ドラゴンランスのパンテオンには3柱の魔法の神々がおり、3つの月に対応している：善のソリナリ、中立のルニタリ、そして悪のヌイタリである。しかし、これら3柱の神々が崇拝されることはめったにない。
“秘術の使い手”はほとんどの場合中立であるが、その神格の魔法に対する態度に応じてあらゆる属性をとりうる。

初級魔法

君はメイジ・アーマーの初級魔法と、クレリックかウィザードの初級魔法リストの中から選択した追加2つの初級魔法を修得している。

神性の利用

君は“信仰の魔法”と“魔法の力”の選択肢を得る。加えて、君が悪ではないのであれば“アンデッド退散”の選択肢を得る。もし君が悪なら、“アンデッド威伏”の選択肢を得る。

魔法の使徒

通常であれば使用するのにウィザードであることが必要条件となっている魔法のアイテムを使用することができる。

領域呪文

1レベル時と2、3、4、5レベル・クレリック呪文を発動する能力を獲得したとき、同じ呪文レベルのウィザード呪文を1つ選択する。選択した呪文は君にとって領域呪文として扱われる。君はいつでもそれを準備することができ、さらにそれは毎日君が準備することができる呪文の数には勘定にいれない。

推奨装備

クオータースタッフ、スリング、スリング・バレット50個、聖印、聖水の瓶、冒険者キット、ベルト・ポーチ、14gpと8sp。