変分法の基本問題は

が多くの独立変数

とその導関数

の関数である場合に容易に一般化される. このとき,積分

の変分
は

を曲線群

を識別するパラメータ

の関数と見なすことで得られる. よって

を導入し
とおく. ここで,

,

などは求めるべき極値問題の解であり,

,

などは独立な

の関数で,両端で

となり,2階導関数までは連続であるが,それ以外はまったく任意であるとする.

の変分は

の変化量

を用いて
と表される. 2番目の和に含まれた積分については部分積分により
最終更新:2012年07月01日 21:51