解説:from/to関係

  • (go from)
 「from」でマークされた位置へ変更します。
 「from」がない場合、その駒の移動開始前の位置へ移動します。

  • (go to)
 「to」でマークされた位置へ変更します。
 「to」がない場合、その駒の移動完了後の位置(「add」される位置)へ移動します。


  • from
 現在の位置を、移動元に変更し、移動する駒を変更できます。
 「form」で指定された位置の駒を(自駒だけでなく、敵駒も)動かせます。

※「from」で指定された位置に移動させる駒がないと、エラーとなります。

※「from」の直前に、(verify not-empty?)や(verify friend?)を併用した方が良いです。

  • to
 現在の位置を、移動開始した駒の、移動先に変更できます。
 通常は、「add」される位置が移動先になります。
 途中の「to」で指定された位置へ「add」できます。

※逆に言えば、移動先を通り抜けた後に、別の位置で移動以外の処理を行うことができます。

※他の駒を操作する「cascade」とともに使用され、「cascade」前の元の駒の移動先を指定します。
 「add」される位置は、「cascade」後の駒の移動先になります。


 つまり、「to」は「add」される位置(移動先)です。
 通常は「add」される時点での現在位置が移動先になりますが、移動後にさらに別の位置へ移動して判定を行いたい場合や、「cascade」で他の駒を続けて動かす場合、「to」により任意の位置を移動先に設定できます。

 なお、「from」は「add」される駒の移動開始位置(移動元)です。
 通常は、プレイヤーが指定した駒の位置が移動元になりますが、「from」によって別の位置の駒を動かすことが可能です。
(「cascade」とは異なり、最初にプレイヤーが指定した駒は動かしません)
 「from」で設定した位置に駒がないとエラーになるので注意が必要です。


最終更新:2020年08月28日 16:14