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生存率のデータベースを公開しました。
一般に人狼界隈においては「勝率」こそが強さの基準であり客観指標の第一定義である、との風潮が主流となっています。
しかし実際には生存率の方が信頼性の高い指標である、と言われています。
2日目グレランで吊られた狼がその後仲間狼の奮闘によって狼勝ちを手にした。
実質的な勝利貢献度としては足を引っ張った筈のグレラン吊られ狼が、それでも仲間狼同様に「狼勝利1」の戦績を手にしてしまうというのが勝率概念の大きな課題となるワケです。
同じようにグレラン早期退場した村人や初手黒凸を受けて吊られた村人、即噛まれで殆どゲームに参加していない村人がその後自分の関与しない続きの結果として出て来る勝敗を同価値の実績として共有してしまう不確実性こそが勝率至上主義に対する最大の懸念材料ではありました。

「勝率の高さより実質的な役職貢献度の方が重要だ」

こうした数字感覚は昔から繰り返し主張されているもので、特にわかめて鯖においては専属の戦績管理ツールによって生存率を自動で計算してくれるためプレイヤー間における共有意識も高かったと言えるでしょう。
一方のるる鯖ではプレイヤー検索によって即時に過去ログの共有、勝率結果の共有が出来ていてもこの「生存率」に対しては不可視の数字であったため近年の人狼界隈では影が薄くなっていると思います。

勝率と生存率についてどちらが優れていてどちらが排他されるべきである、といった極端な話ではなくそれらを総合的に組み合わせた指標こそが今後の人狼界隈のスタンダードになると考えています。
(SGとして残された村人も生存率は上がるためそういう面では生存率もまた一定の不確実性を有する)

セイバーメトリクス、という分析手法をご存知でしょうか。
野球における統計的データ研究としてアメリカで始まった戦術理論の事です。

「4番に強打者を置くのではなく2番に強打者を置くべきである」
「無死一塁で2番にバントをさせるよりヒッティングさせた方が良い」

打率や本塁打数といった既存の数字ではなくより客観的価値のあるOPS(打席での貢献度を表す指標)やwOBA(1打席あたりの得点増加貢献度を表す指標)といった独自の物差しを基準とする側面からは人狼ゲームのデータ分析に共通するものを感じます。

覚者: あ 各プレイヤーの役職ごとの貢献度とか取得出来たら面白いんじゃね
覚者: そうすると勝率よりも信頼出来るデータが得られるじゃん
覚者: 名前入れたら貢献度が出てくるスクリプトとか作ったら結構使う人出そう
覚者: 貢献度の基準を明確にしなきゃいけないけど

時代の流れと共に高度化していくデータ分析は客観的な正しさ、事実性を求めるものではなく「ただ見ているだけで面白い」ものだと思いますしそう在って欲しいと思います。
データは人狼ゲームをもっと面白くする。
データ分析の発展とそこから生み出されるコンテンツが人狼界隈に新たな風を吹き込む事を期待しています。
最終更新:2021年05月18日 18:39