第一話

ZIPファイルで大圧縮
第一ZIP 落ちてたZIPファイル
ここは日本の北の正蘭共和国。これはそんな世界で平凡にくらす中学生のお話
「う~ん散歩はいいものだ、こういう閑静な住宅街はいいものですな~」
僕は大山田卿助、15歳、もうじき高校1年になるごく平凡な中学生
ふとあるいてると落し物にきづいた
卿助「なにこれ、フォルダ?」
それはフォルダみたいな物だったが
実際にみてみると、チャックがついていてかなりパンパンだったどこかみたことがある気がする
卿助「とりあえず持ち帰ろう」
ということで家へ
卿助「かえったぞ」
「お帰り」
こいつは大山田新羅、小学6年生
卿助「こんなもの拾った」
新羅「チャック、なんかZIPファイルみたい」
ZIPファイル 圧縮ファイル、アイコンでみるとファイル(フォルダ)にチャックがついてる感じ。とうぜん解凍ソフトが必要。
そのフォルダのチャックを開けた
そのとたんとつじょいろんな物がでてきた
新羅「うわ~」
「あけてしまったのね」
いきなり女の人がでてきた
新羅「誰?」
「紹介がおくれました、私は大佐霧子です、神聖日本皇領からきました」
卿助「ところでその神聖日本皇領ってなに」
霧子「え~とですね西暦2036年に日本と中国と朝鮮と東南アジアが統一しアジア連合が成立したがアメリカとEU(その後フランスは脱退)と戦争が勃発し大量に核が撃ち込まれ樹海化などがでた。そんな中西暦2510年にアジア連合が旧アメリカや旧EU以外の地球全土を統一。天皇の力を拡大したうえで神聖日本皇領が成立した
文化、技術力、価値観などの文明レベルは西暦1960年代~西暦1980年代(大都市圏などは例外)の水準まで下がっていったがロスとテクノロジーだった物が復活し電気や石油、航空技術、鉄道関係は現代と変わらないが車は使われることはなくなり馬車や牛車にかわったため石油の使い道がかわったうえ市場経済やマスメディアもそれなりに発達している。しかし辺境や農村は江戸時代あたりの水準である
神聖日本皇領 とは世界のほとんどを領土にしている国家で首都は京聖都(東京)で一部は独立しているが旧アメリカと旧EU以外の領土(フィンランドやフランスなど)の全域で一種の地球政府となってる。領土拡大には平和統合で拡大した。政治は天皇の力が大きく絶対君主制に近いが議会が存在し議会の案には天皇も逆らえないことになってる。また皇歴を採用しているが実質現実の皇紀と一緒。ちなみに国家が直轄しているのは日本だけであとは貴族の領地だったり大統領(州知事)だったりとしたりする。貴族が存在し領地がある貴族もいれば議員になる貴族もいる。差別は偏見などは特にない。言論や宗教の自由は許されておる(今の日本と変わらない)。といった説明ですね」
新羅「最悪orz」
卿助「ということはあんたは未来人か」
霧子「そんなところね」
卿助「このZIPファイルみたいな物はなに」
霧子「ドラ○もんの四次元ポケットみたいなものでここになんでもはいるんだ。」
卿助「ふ~ん」
霧子「ここに住んでいい」
卿助「いきなり」
ここから普通の中学生(後の高校生)がとんでもない目にあっていくのだ
に続く
第二話に続く

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最終更新:2009年03月12日 17:10