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鵜飼 - (2015/06/20 (土) 04:15:17) の編集履歴(バックアップ)
- 鵜飼の際、鵜の餌としてカメの肉を用いていた事が古来広く知られていた。
『平家物語』巻六「祇園女御」の段に、
「桂の鵜飼が鵜の餌にせんとて、亀をとつてころさんとしけるを……」の一節がある。
また『梁塵秘抄』に
「鵜飼はいとほしや 万劫年経る亀殺し
また鵜の首を結ひ 現世はかくてもありぬべし
後生わが身をいかにせん」
がある。
(zsphereコメント:『梁塵秘抄』にはもう一つ鵜飼を歌ったものがあるが、そちらも似たような内容。
どうも白拍子たちに鵜飼は非常に評判が悪かった様子……w)
参考文献
『新編日本古典文学全集 神楽歌・催馬楽・梁塵秘抄・閑吟集』