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・江戸時代の幕府奥医師。桂川家の四代目。
・父[[桂川甫三]]は[[青木昆陽]]にオランダ語を学んだという。
・[[前野良沢]]、[[杉田玄白]]らによる『ターヘル・アナトミア』翻訳作業に参加。
訳業の始まった[[1771年]](明和八年)時点で、十八歳だったという。
・漂流民としてロシアに十余年滞在、[[ラクスマン]]によって日本へ帰り着いた[[大黒屋光太夫]]の尋問を担当、
その見聞談話を整理編集したロシア地誌『北槎聞略』を著している。
また、尋問を受けた光太夫は、ロシアでは日本人として桂川甫周、[[中川淳庵]]の名は知れ渡っている、と話したとか。
・なお、桂川家の役宅は築地中通りに所在。
参考文献
『江戸の文人サロン』揖斐高
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・江戸時代の幕府奥医師。[[桂川家]]の四代目。
・父[[桂川甫三]]は[[青木昆陽]]にオランダ語を学んだという。
・[[前野良沢]]、[[杉田玄白]]らによる『ターヘル・アナトミア』翻訳作業に参加。
訳業の始まった[[1771年]](明和八年)時点で、十八歳だったという。
・漂流民としてロシアに十余年滞在、[[ラクスマン]]によって日本へ帰り着いた[[大黒屋光太夫]]の尋問を担当、
その見聞談話を整理編集したロシア地誌『北槎聞略』を著している。
また、尋問を受けた光太夫は、ロシアでは日本人として桂川甫周、[[中川淳庵]]の名は知れ渡っている、と話したとか。
・なお、桂川家の役宅は築地中通りに所在。
参考文献
『江戸の文人サロン』揖斐高
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