カグツチ

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・軻遇突智(紀) ・[[イザナミ]]から生まれた火の神。『古事記』では[[イザナミ]]の女陰を焼いてその死の原因となる。  『日本書紀』ではそこまで直接的な記述はないが、それで[[イザナミ]]が死んだのは同じ。 ・『日本書紀』一書では、カグツチはその後、[[埴山姫]](はにやまひめ)という土の女神と結婚し、  [[稚産霊]](わくむすひ)を生んだという。この神の頭には蚕と桑が、  その臍(ほそ)からは五穀が生まれたと書かれ、農業起源譚になっている。  火と土の神が結婚して農業が生まれた、という展開から、  これが焼畑による農業の開始を象徴しているのでは、という説がある。 ・火が女陰から得られるという話は、ニューギニアを中心とするメラネシアと、南米にもあり、  火切杵と火切臼とを使用する発火法からの連想であろうという。                                    (岩波文庫『日本書紀』)
・軻遇突智(紀) ・[[イザナミ]]から生まれた火の神。『古事記』では[[イザナミ]]の女陰を焼いてその死の原因となる。  『日本書紀』ではそこまで直接的な記述はないが、それで[[イザナミ]]が死んだのは同じ。 ・『日本書紀』一書では、カグツチはその後、[[埴山姫]](はにやまひめ)という土の女神と結婚し、  [[稚産霊]](わくむすひ)を生んだという。この神の頭には蚕と桑が、  その臍(ほそ)からは五穀が生まれたと書かれ、農業起源譚になっている。  火と土の神が結婚して農業が生まれた、という展開から、  これが焼畑による農業の開始を象徴しているのでは、という説がある。 ・火が女陰から得られるという話は、ニューギニアを中心とするメラネシアと、南米にもあり、  火切杵と火切臼とを使用する発火法からの連想であろうという。 ・『日本書紀』一書第八に、イザナギがカグツチを斬り、その血が石礫、樹草にかかり、  それが草木、沙石(燐のことか)が火を含む起源だと述べている。                                    (岩波文庫『日本書紀』)

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