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→[[鵜飼]]の項目も参照
・ペリカン目ウ科
・貪食である事から、西洋では貪欲・虚栄心の象徴。英名コーモラントcormorantは
「大食漢」の意味にもなるとか。
・中国では、ウは口から雛を吐き出すという俗説があり、妊婦がこの鳥を食うのを凶とする。
ただし同時に、この鳥の羽は安産のお守りともされたという。
古代日本でも、ウが魚を吐き出す事から安産の効能を見たようで、
日本神話の[[ウガヤフキアエズ]]の出生譚にウの羽で作った産屋が登場する。
江戸時代にも妊婦のお守りに使われたとか。
・古来、鵜飼では刻んだ[[カメ]]をウの餌にしていたようで、
『平家物語』巻六「祇園女御」の段に
「桂の鵜飼が鵜の餌にせんとて、亀をとつてころさんとしけるを……」とある。
また『梁塵秘抄』にも
「鵜飼はいとほしや 万劫年経る亀殺し
また鵜の首を結ひ 現世はかくてもありぬべし
後生わが身をいかにせん」
がある。
参考文献
『世界大博物図鑑 鳥類』荒俣宏
『新編日本古典文学全集 神楽歌・催馬楽・梁塵秘抄・閑吟集』
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→[[鵜飼]]の項目も参照
・ペリカン目ウ科
・大きく分けて、川鵜と海鵜がいる。
日本の[[鵜飼]]では、川鵜は「渡り」をしないため体力が弱いと言われ、用いられないとか。
・貪食である事から、西洋では貪欲・虚栄心の象徴。英名コーモラントcormorantは
「大食漢」の意味にもなるとか。
・中国では、ウは口から雛を吐き出すという俗説があり、妊婦がこの鳥を食うのを凶とする。
ただし同時に、この鳥の羽は安産のお守りともされたという。
古代日本でも、ウが魚を吐き出す事から安産の効能を見たようで、
日本神話の[[ウガヤフキアエズ]]の出生譚にウの羽で作った産屋が登場する。
江戸時代にも妊婦のお守りに使われたとか。
・古来、鵜飼では刻んだ[[カメ]]をウの餌にしていたようで、
『平家物語』巻六「祇園女御」の段に
「桂の鵜飼が鵜の餌にせんとて、亀をとつてころさんとしけるを……」とある。
また『梁塵秘抄』にも
「鵜飼はいとほしや 万劫年経る亀殺し
また鵜の首を結ひ 現世はかくてもありぬべし
後生わが身をいかにせん」
がある。
・[[石川県]]羽咋市の[[気多神社]]では、十二月十六日に鵜祭を行う。
七尾湾で捕えた海鵜を祭神大己貴大神にささげ放ち、その挙動で翌年の豊凶を占うとか。
参考文献
『世界大博物図鑑 鳥類』荒俣宏
『新編日本古典文学全集 神楽歌・催馬楽・梁塵秘抄・閑吟集』
『長良川鵜飼習俗調査報告書』岐阜市教育委員会 H19年3月刊
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