穴師



  • 『古今和歌集』巻第二十に「まきむくの穴師の山の山人と 人も見るかに 山かつらせよ」の歌を収める。
    ほぼ同内容の歌が『神楽歌』にも収められており、これらは祭祀の際に穴師の山人が呼ばれた風習を表すと見られる。
(『神楽歌』所収の歌は「我妹子が 穴師の山の山人と 人も知るべく山鬘せよ 山鬘せよ」)



      参考文献

『古代研究 I 』折口信夫
『新編日本古典文学全集 神楽歌・催馬楽・梁塵秘抄・閑吟集』



最終更新:2015年06月16日 03:29