高地性集落

  • 集落の形態の一つ。

  • 山の山頂など、高地につくられた集落。


  • 当時の農業水準から推察して、こうした場所に作られた集落は、周辺の畑作だけでは住民の食糧を補う事が難しいケースが多い。

  • また、この時代には高地に井戸を掘る技術も無かったため、総じて日常生活の成立には困難な地形だった場合が多い。

  • また、戦国時代に山城が作られる場所と地形が非常に似通っている。

  • 当初、こうした集落の発見当時は豆類などの農耕のための集落だったと考えられていたが、現在では山城と同じく
    戦時における防御目的で造られた集落ではないかとする説が優位となっている。



      参考文献

『日本神話の考古学』森浩一


最終更新:2013年09月14日 02:49