大谷古墳


  • 紀ノ川右岸の墳丘上に所在する前方後円墳。全長約70m。

  • 石棺内に遺存していた歯の分析結果から、葬られていたのは2~30代の男性であると見られる。

  • 石棺は家形石棺だったが、近畿地方のものとは形式が違う。
   また、使用されていた石材が中部九州で産出される凝灰岩(俗に言う阿蘇石)である事が知られている。
   その産地としては、熊本県宇土市、あるいは大分県九重山の石材などが推定されている。


      参考文献

『日本神話の考古学』森浩一

最終更新:2013年09月14日 04:52