三焦

  • 江戸時代中期の漢方医らによって唱えられた臓器。実在しない。

  • 上焦、中焦、下焦の三つから成る。

  • それぞれ、心臓と肺を納める縦隔、脾臓と胃を納める胸腔、小腸大腸と膀胱を納める腹腔にあたり、
   同時に体内の気を通す臓器として説明されていた。

(zsphereコメント:血液の循環に循環器があるように、気が体内を巡っているならそれを担う臓器も想定されてたわけだ。
             火炎を吐く怪獣には火炎袋が体内にある、みたいなノリ、と言ったら怒られるかしらw)


      参考文献

解体新書の謎』大城孟


最終更新:2013年10月20日 04:16