- 西欧では、肉類などから滴った脂が灰と混じって作られる物質に強い洗浄作用がある事は早くから知られていた。
ただし、産業としての石鹸製造が始まるのは12世紀頃から、とのこと。
- 英名シャボンの名前の由来は、生産地の一つだったフランスの街サボナ。
- 固形石鹸が登場するまでは、壺などに入れた軟石鹸(カリ石鹸)が用いられた。
洗浄の他、下剤などの用途で薬用として使われていたという。
- 『本草綱目』にも、「油汚れを落とすのによい」といった記述があるとか。
参考文献
『平賀源内を歩く』奥村正二
最終更新:2013年10月31日 02:51