石之日売

  • いわのひめ。



  • 古事記』下巻に、紀伊国に酒宴のための御綱柏を獲りに行った留守中、
   八田若郎女(やたのわきいらつめ)を寵愛したため、これに怒り宮居へ戻らず、
   難波から故郷の大和葛城へ戻り、天皇の再三の懇願にも応じなかった、とする記事が見える。


  • また、『万葉集』巻二相聞部に、石之日売の天皇をしのぶ歌四首が載る。
   いずれも純粋に夫を恋慕する内容となっている云々。


      参考文献

『日本伝奇伝説大事典』
最終更新:2014年03月19日 04:29