インダス文字


  • フィンランドのA・パルポラの研究によれば、インダス文字の字母は386文字であるという。
   これは表意文字としては数が少なすぎ、表音文字としては多すぎるため、おそらくは
   表意・表音文字ではないかと推定されている、とのこと。


   広場と街との境目に据えられていたと見られる幅約3mの看板が知られる。

  • また、現在発見されている遺物を見る限り、インダス文字は交易活動で主に使用されており、
   政治的・経済的活動に使用された例が見いだされないという。



   参考文献
『インダスの考古学』近藤英夫


最終更新:2014年07月14日 18:52