インダス文明の石像


  • その人物像のうちの1体が著名な「神官王」と呼ばれる石灰岩製の石像で、市街地にある住居から出土した。
   右腕と下半身が欠損しており、現在残存している部分の高さは17cm。
   本来の高さは50cmほどであったと推定されている。
   両耳の後ろ下部分に小さな孔が空いており、頭飾りを取り付けていた事が推定されている。
   わずかに残っている右腕部分に腕輪がある。また袈裟に似た衣服を身に着けており、
   地の色は藍色、三つ葉文様が施されていて、白色の縁取りに模様の内側は赤色の顔料が詰められていたとか。



      参考文献

『インダスの考古学』近藤英夫


最終更新:2014年07月14日 21:44