蚩尤旗

  • 気象のひとつ。

  • 赤気ともいう。

  • これがあらわれると王が四方を征伐する、と『史記』天官書、『後漢書』天文志にある。

  • 『平家物語』巻三「祓文」の段に、治承二年(1178年)正月七日にこの
   蚩尤気(旗)が出た、とする記事がある。
   『百錬抄』、『玉葉』、『山槐記』などの記事から、この日時に出たのは彗星だったと見られている。


      参考文献

『平家物語(三)』


最終更新:2014年08月07日 04:30