高智保皇神社

  • 国史見在社(六国史に記載のある神社)。
   現在は、宮崎県西臼杵郡高千穂町に所在する槵触神社(くしふるじんじゃ)に比定されている。
   また、二上神社とも呼ばれたという。

  • 『平家物語』巻八「緒環」の段に、緒方惟栄の五代前の先祖が「高知尾の明神」と里の女との間から
   生まれたとする逸話を載せる。
   その逸話によれば、夜毎通ってくる男の襟に糸をつけて辿ったところ、
   豊後と日向の国境にある優婆岳のふもとの岩屋に至り、そこで全長十四、五丈の大蛇であったという
   三輪山型の神話になっている。



      参考文献
『平家物語(八)』


最終更新:2014年09月08日 04:57