御領遺跡


  • 古代から中世にかけての集落跡が残る遺跡。

  • この遺跡から、船室を持つ船を描いた弥生時代後期の土器が出土している。
   絵は縦約3cm、横約11cmで、壷型弥生式土器の破片に描かれていた。
   船の中央に船室と思しい屋根のついた部屋のようなもの、船尾側に旗のようなもの、
   船首側に波よけ板のようなものが描かれていた。
  • 2016年、この土器に付着していた土の成分や土器の形状などから、この船の描かれた土器が
   愛媛県で生産されたものであるとの調査結果が公表された。
   この時代に瀬戸内海を挟んだ交流があった事が分かるという。



      参考文献

時事ドットコム 2014年12月17日記事
共同通信 2016年12月20日記事
最終更新:2017年01月24日 20:52