桂男

  • 月の中に住むとされる男。

  • 『酉陽雑俎』によれば、名は呉剛。
 高い桂の木を切っているとする。

  • 『梁塵秘抄』に、
「月は船 星は白波 雲は海
 いかに漕ぐらん桂男はただ一人して」
がある。


      参考文献
『新編日本古典文学全集 神楽歌・催馬楽・梁塵秘抄・閑吟集』


最終更新:2015年06月21日 00:05