ヘルメー

  四角い石柱の上部に鬚を生やしたヘルメスの頭部を彫り、中ほどに陽根を彫ったもの。



  • ヘロドトスはこのヘルメーについて、アテナイ人がはじめてこれを
   ペラスゴイ人から取り入れて、やがてアテナイから他のギリシアへ広まったものだ、と記している。

  • パウサニアスも『ギリシア案内記』の中で、
「手足のないヘルメス柱を奉献したのも(アテナイ人が)最初であっ」たことを記述している。



      参考文献

『歴史(上)』ヘロドトス
『ギリシア案内記(上)』パウサニアス


最終更新:2015年08月25日 04:10