鬼一法眼

  • 『義経記』によれば、京都の一条堀川に住んでいたという。

  • 太公望の兵法『六韜』全十六巻を所持。

  • 源義経は『義経記』中で、法眼の娘と関係して六韜を持ち出させ内容を把握、
 さらに法眼に命じられ義経を討とうとした湛海を逆に討ち取り、法眼を歯噛みさせる。
 娘も嘆き死にをする。


  • 京都・鞍馬寺の山門を入った少し先に鬼一法眼社があり、
 法眼の伝説を広めた勢力として鞍馬寺が関係している可能性がある。

(『人物伝承事典・古代中世編』小野一之ほか編)

最終更新:2011年08月07日 10:48