子どもが魔法を見破る

  • 『グリム童話集』「うつばり」〈KHM149〉
   →魔法使いが、ニワトリに重たい梁を運ばせるという幻術を人々に見せていたが、
    ちょうど四つ葉のうまごやし(クローバー)を見つけたばかりの女の子が、
    この術が幻で、梁に見えたものはじつは藁であることを言い当ててしまう。
    この発言で周りの人々にも本当の事が見えるようになり、魔法使いは追い出されてしまう。
    なお、後にこの女の子が成人して花嫁になった際に、魔法使いにささやかながら意趣返しをされるという筋。



      参考文献
『完訳グリム童話集(4)』



最終更新:2015年12月15日 21:49