冬の星座に含まれるので冬の夜に見られる、すなわち夏には太陽と共に東の空に現れるため、
特に暑熱に関連付けて考えられたとする説がある。
同時に星のシーリウスは 畑を焼いて不毛にし
草は燃え枯れ苗床は 病んでわれらに食料を
拒むようになりました
ウェルギリウス『アエネイス』第三巻
- またプリニウス『博物誌』第八巻は、シリウス星が輝いている期間に(既に狂犬病に感染している?)犬に
咬まれると人間に
狂犬病が感染するため危険であるとしている。
- プリニウス『博物誌』第九巻に、シリウス星が昇る時、ナマズが発作を起こす、という記述もある。
参考文献
『アエネーイス(上)』ウェルギリウス
『アエネーイス(下)』ウェルギリウス
『プリニウスの博物誌 Ⅱ』
最終更新:2016年04月28日 03:58