船を沈めようとする怪異

  • プリニウス『博物誌』第九巻
   →ガデス湾で、からだのすべての部分が人間に似た「海人」を船人たちが見たという話を載せている。
    夜分に船の上に這い上がって来るといい、海人が坐った側が重みで沈下し、さらにそのまま坐り続けると
    水の中に沈んでしまうという。
(zsphereコメント:同記述の直前に、人の形で全身毛だらけのネレイスについて記されており、
          内容的に続いているとすればこの「海人」も全身毛でおおわれている外見かもしれない)



      参考文献
『プリニウスの博物誌 Ⅱ』



最終更新:2016年04月23日 21:49