契機であると記している。それ以前にはパピルス紙は無く、最初にはヤシの葉、次いで木の樹皮、
   その後公の記録には折りたためる鉛板が用いられた、としている。
   また、同じ個所でプリニウスが紙の作り方を述べているくだりによれば、「紙はどんな種類のものでもナイル川の水で濡らした板の上で織られる」
   のだという。
   ナイルの水に含まれる泥が糊の効果を果たすのだとか。



      参考文献
『プリニウスの博物誌 Ⅲ』



最終更新:2016年06月13日 03:43