- プリニウス『博物誌』第十六巻に、メガラにあった市場の滅亡に関する逸話が紹介されている。
メガラの市場に野生の
オリーブの木が一本立っていた。この木に勇敢な戦士たちが自分らの武器を立てかけた。
それらの武器は時が経つにつれてまわりに生じた樹皮に取り込まれ隠されてしまった。
後、ある信託が、「木が武器を産むときにこの市は滅びるだろう」と予言し、
この予言はオリーブの木が切り倒されて脛あてや兜がその中に発見された時に起こったのだという。
参考文献
『プリニウスの博物誌 Ⅲ』
最終更新:2016年08月17日 02:57