イタリアの特別な栄誉であるブドウについての優越性はひじょうなもので、このひとつの所有物だけでイタリアは世界中のありとあらゆるよい物を征服してしまったと考えてもよいくらいのものだ。 プリニウス『博物誌』第14巻
デモクリトスはギリシアのブドウのすべての種類を知っていると公言したが、ブドウの種類が数えられるなどと考えたものはほかにない。すべての他の著作家たちはいずれもブドウには数えきれない無数の種類があると述べた。 プリニウス『博物誌』第14巻