サイダ




  • かつては都市国家として栄えた。



  • ティルベリのゲルウァシウス『皇帝の閑暇』に、この国に双頭の巨大な蛇が生息していることを記載している。
   またシドンの国の境界域にはセラストという角を持った蛇がおり、牡羊めいたその角で人を殺傷するという。
   その地域はコショウが豊富に育っており、蛇たちはそのコショウの守り手だが、
   人々は収穫の際に木々に火をつけて蛇を追い散らす、それゆえにコショウは黒いのだとしている。



      参考文献
『西洋中世奇譚集成 皇帝の閑暇』ティルベリのゲルウァシウス


最終更新:2016年11月12日 03:11