臨終の際に何かを撒く

  • イエイツ『ケルトの薄明』
   →アイルランドのドラムクリフ、ロセス辺りでは、ごく幼い子供が死ぬと、戸口の上がり段に
    ニワトリの血を撒く風習が残っていたという。
    これは、悪霊を血の方へ引き付けることで、幼い弱い魂から引き離す目的であるという。
    血には悪霊を強く呼び集める力があるからで、そのため砦の付近の石で手を切ると危険だというとか。
(zsphereコメント:「石で手を切ると危険」というのは、まぁもしかしたら破傷風の事言ってるのか? という気が
          しないでもない)


      参考文献
『ケルトの薄明』イエイツ



最終更新:2016年12月10日 04:10